ダイヤモンドルースは裸石とも呼ばれ、掘り出された原石をカット・研磨したものです。今回の記事では、このダイヤモンドルースの購入方法、購入メリット、買取、婚約指輪を作るポイントなどを紹介していきます。
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ダイヤモンドルースとは？
ダイヤモンドルースを日本では「裸石」とも言い、掘り出されたダイヤモンドをカット・研磨したものを指します。カットと研磨だけで、指輪やペンダントの台座、枠にはセットしていません。
ルースになったダイヤモンドはその後、加工されることはほとんどありませんから、この状態がダイヤモンドの価値を決めます。指輪やペンダントなどのアクセサリーになっても、ルースの価値が増えることも少なくなることもありません。
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ダイヤモンドルースの購入
ダイヤモンドは指輪やペンダントにセッティングされたものを購入する人も多いですが、ルースの状態でも購入できます。
ルースの状態だと、傷やインクルージョンは隠されていません。ダイヤモンドの品質、個性がそのまま伝わってくるようになっているので、品質をよく考えて選ばないといけません。販売店でも品質を評価した鑑定書はつけてくれます。
カット・研磨されていない原石のままのダイヤモンドルースが販売されていることもあります。このタイプは原石としての魅力がそのまま活かされ、素敵な雰囲気や風合いを持っているものです。
原石の場合、後でカットや研磨処理してもらうことはできますが、そのままの魅力を楽しんだり、資産やお守りとして保有したりする人も多いです。
ダイヤモンドルースを購入する場合は、取り扱いのあるお店に当たってください。ダイヤモンド販売店でも扱いがない場合があるので、事前に確認してから来店しましょう。インターネットで購入することもできます。
ダイヤモンドルース購入のメリット
ダイヤモンドルースを購入すると、次のようなメリットがあります。
- オーダーメイドのダイヤモンドジュエリーを作れる
- 価格が安くなることがある
- サプライズプロポーズができる
- 彼女好みの指輪を贈れる
それぞれのメリットの内容を見てみましょう。
オーダーメイドのダイヤモンドジュエリーを作れる
ダイヤモンドルースを購入すれば、オーダーメイドジュエリーを作ることができます。
ダイヤモンドジュエリーの状態で購入する場合、デザインがしっくりしない、ダイヤモンドそのものがいまいちということがあります。
その点、好みのダイヤモンドルースを購入すると、そこから自由にジュエリーも作りやすいです。満足いく出来栄えになるでしょう。
価格が安くなることがある
ダイヤモンドルースの価格はジュエリーよりも安くなることが多いです。オーダーメイドする場合も意外に安くなることがあります。
原石のままでカットも加工もしていないと、さらにリーズナブルな価格になることがあります。
加工するにしても、低価格で行ってくれる業者もあり、予算内に収まりやすいです。
ただし、デザインや宝飾品によっては高額になることもあるので、よくチェックして購入してください。
サプライズプロポーズができる
ダイヤモンドルースはサプライズプロポーズにぴったりの製品です。購入する際に彼女の指のサイズや好みを聞く必要がないため、気づかれずにプロポーズの日まで保管しておけます。
そして、プロポーズの日が来たら、ダイヤモンドルースが収められたケースを贈るのです。彼女もびっくりするでしょうが、それ以上に喜んでくれるでしょう。ロマンチックな雰囲気も演出できますね。
彼女好みの指輪を贈れる
彼女好みの指輪を作れるのもダイヤモンドルース。
ダイヤモンドの指輪を購入して贈るとなると、サイズが合わなかったり、デザインを気に入ってもらえなかったりなど、期待通りの成果が出ないことがあります。
その点、ダイヤモンドルースなら、贈った後に彼女と一緒に指輪のデザインを選べますから、外れる心配はなし。サイズ選びを間違うこともありません。
プロポーズでサプライズプレゼントをして、後でゆっくり一緒に指輪を選ぶ。これなら彼女も満足するでしょう。
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ダイヤモンドルースは買取も可能
ダイヤモンドルースを買い取りしてもらうこともできます。ルースだからと言って、ダイヤモンドの価値には変わりなく、経年劣化もしにくく、表面に傷がつきにくいことはジュエリーと同じです。
又、購入したダイヤモンドルースだけではなく、ジュエリーとなっていたものが外れてルースとなったものでも買い取りしてもらえます。手元に使わないダイヤモンドルースがある場合は、買取業者にひとまず査定してもらってみてはいかがでしょうか。その結果、買取価格で折り合いがつけば、買い取ってもらいましょう。
ただ、買取依頼する際には押さえておきたいポイントがあるので、解説します。
買取のポイント
ダイヤモンドルース買取の際も、ジュエリーと同じく4Cが決め手になります。4Cとは、G.I.A（米国宝石学会）が定めたダイヤモンドの品質評価基準です。
4Cの内訳は、Carat（カラット：重さ）・Cut（カット：輝き）・Color（カラー：色）・Clarity（クラリティ：透明度）。ダイヤモンドルースでも4Cのレベルが高いものの方が高く買い取ってもらえます。
次に、ダイヤモンドルースの買取相場は変化し続けています。変化の推移はダイヤモンド価格に応じるのです。ダイヤモンドの価格が高くなれば、それに合わせてルースの価格も上がります。
そこで重要になるのがダイヤモンドルースを買取に出すタイミングです。ダイヤモンドの価格が上昇しているときに買取に出せば、ルースも高く売れるでしょう。
高額買取してもらうために
ダイヤモンドルースを少しでも高く買い取ってもらいたいと誰でも思うでしょうが、それなら複数の業者に見積もりしてもらいましょう。
ダイヤモンドルースの買取価格に一定の基準があるわけではなく、業者によって買取価格が違います。しかし、一社だけに見積もりをしてもらったのでは、他店との価格の違いが分かりません。
何社にも見積もりを依頼するのは面倒なことではありますが、高く売ろうと思ったら、このくらいの手間がかかることくらいは受け入れてください。
相見積もりを取ったら、一番高く買い取ってくれる業者に依頼すればいいです。
ただ、複数の業者に見積もりをしてもらう場合に気になるのが断る業者です。見積もりを頼んでおいて、買取はしないとなると、いやな顔をされるのではと心配にもなるでしょう。
しかし、まともな業者なら査定後に断っても態度が悪くなることはありません。見積もり後に断られることも想定しているので、いやな顔をして、お客様に不快な思いをさせるようなことはしないのです。
むしろ、査定後に接客態度が悪くなるような業者は悪質業者ともいえるので、今後はお付き合いしない方がいいでしょう。
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ダイヤモンドルースから婚約指輪を作る
ダイヤモンドルースで婚約指輪を作ることもできますが、制作のポイントは以下のようになっています。
- 予算とデザインを決めておく
- 持ち込み可能なショップか確認しておく
- 相見積もりを取る
- ショップの口コミをチェック
予算とデザインを決めておく
ダイヤモンドルースから婚約指輪を作る場合は、事前に予算とデザインを決めておきましょう。実際に制作となると、大幅に予算を超えてしまうことがあります。
特にデザインにこだわりがある場合は、予算内に収まらないこともあります。
その負担が2人に重くのしかかってくるので、事前に予算の範囲とこんなデザインにしてみたいという点を決めておいて、ジュエリーショップと交渉してみましょう。
予算の範囲を示せば、ジュエリーショップ側でそれに見合うデザインを提案してくれるでしょう。
持ち込み可能なショップか確認しておく
ジュエリーショップならどこでもダイヤモンドルースを婚約指輪にしてくれるというわけではありません。ダイヤモンドルースの持ち込みができないところもあるのです。
そのようなショップに持ち込んでも断られるだけで無駄足になります。事前にダイヤモンドルースに対応しているショップか調べてから、持ち込んで婚約指輪の制作を依頼しましょう。
相見積もりを取る
ダイヤモンドルースを婚約指輪にする工賃はジュエリーショップによって違います。そのため、何店舗かに見積もりをしてもらい、その上で工賃が安いところに依頼したいところです。
ただ、工賃が安ければいいというものでもなく、作業が上手なところを選ばなければいけません。作業レベルを推し量るのは難しいですが、公式サイトがあれば参考にし、口コミなども見てみましょう。
その結果、工賃が安くて作業レベルが一定水準以上のところを選んでおけば、間違いありません。
ショップの口コミをチェック
せっかく購入したダイヤモンドルースで婚約指輪を作ろうというのなら、信用できる業者で技術レベルも高いところに依頼したいですよね。
その基準を推し量る際に参考になるのが口コミです。依頼する前に、ジュエリーショップの口コミをチェックしてみましょう。
価格、デザイン、接客態度など口コミには実際にショップを利用した人の声が載っています。その声を元に、自分たちが利用するかどうか決めてもいいですね。
口コミは非常に役に立つ情報で、公式サイトに記載されていない内容に触れている場合もあります。ぜひともチェックして、利用判断の基準にしてください。
ダイヤモンドルースは安く購入できる
本記事ではダイヤモンドルースについて解説しました。
ダイヤモンドルースは原石をカット・研磨した裸石で、後でオーダーメイドのダイヤモンドジュエリーも作れます。価格もダイヤモンドジュエリーより安くなっていることがあります。
そのほかにもいくつかメリットがあるので、ダイヤモンドの購入をお考えなら、ルースの状態で購入するのもおすすめです。
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