アンティークコイン投資は金貨がおすすめ!種類や特徴、銘柄を紹介!

「アンティークコインとはなに?」「どうやって投資するの?」「なにを買えばいいのかわからない」などの疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。

この記事では主に以下の内容を紹介していきます。

  • アンティークコインの特徴
  • アンティークコイン投資の仕組み
  • アンティークコイン投資におすすめの金貨
  • おすすめの金貨の歴史や特徴

アンティークコイン投資には投資するコインの歴史的背景や特徴を理解することで、より大きな利益を得られる可能性が高くなります。

ぜひ最後までお読みください。

目次

アンティークコインとは

アンティークコインとは、数百年前に作られた古い硬貨。その歴史的価値や希少性によって、コレクターや投資家にとって非常に魅力的なアイテムとなっているため、投資の商品としても人気があります。

また、それぞれの硬貨には、当時の政治や文化、技術、芸術などについての情報が刻まれており、歴史的な研究の対象としても重要な存在となっています。

ここからは、アンティークコインの特徴をより詳しく紹介していきます。

1.アンティークコインの特徴

1)コインの価値が上がっている

アンティークコインは、その希少性や歴史的価値によって価格が高騰する傾向があります。

たとえば、1839年に彫刻家ウィリアムワイオンに描かれたウナとライオンは、発行枚数が400枚ほどしかなく希少性の高いコインとして有名です。

さらには、ヨーロッパの貴族階級ではアンティークコインを代々受け継ぐ家もあるため、歴史的価値が高いコインです。

このような背景により、コレクターや投資家の需要が高まり、市場価値が上昇しています。

一例として2021年8月のオークションで、ウナとライオンの5ポンド金貨が出品された結果、144万ドル(日本円で約1億5840万円)で落札されました。

出典元:PRTIMES「コイン1枚 1億5840万円!イギリス金貨を歴代最高金額で落札いたしました。落札時のリアルタイム動画をYouTubeにて公開中」

2)保有しやすい
アンティークコインは、貨幣として使われていたため、持ち運びしやすいサイズ感、軽さとなっています。そのため、収納や保管が比較的簡単です。

株式や不動産といった投資商品とは異なり、アンティークコインは保管場所が必要なものの、取引手続きや管理の手間が比較的少ないため、一般の人々でも簡単に保有することができます。

2.アンティークコインの種類

アンティークコインの種類には、ローマ帝国時代や古代ギリシャ、中世ヨーロッパ、アメリカ独立戦争、フランス革命、大航海時代など、さまざまな時代や地域のコインが含まれます。

これらのコインは発行時期や地域によって、図案や文字、素材が異なるため、それぞれの種類を紹介していきます。

1)ヨーロッパコイン

ヨーロッパコインは、多様な歴史的背景を持ち、美しいデザインや芸術性が高く、コレクターに人気があります。

たとえば、中世ヨーロッパの騎士団や宗教的な図案をモチーフにしたコイン、ルネサンス期の美術品や有名人物を描いたコイン、17世紀から18世紀にかけての戦争や政治的事件を反映したコインなどがあります。

また、ヨーロッパコインには、希少価値の高いコインも多数存在します。

たとえば、イングランドのエドワード8世が即位する前に制作された銀貨、フランスの「サン・テグジュペリ」シリーズのコイン、ヴァチカンの貨幣、ロシアのニコライ2世の戴冠記念コインなどがあります。

2)アメリカコイン

アメリカコインは、アンティークコインの中でも人気が高く、その歴史的価値や希少性から多くの収集家や投資家に愛されています。

政治的、社会的、文化的な変化や出来事を反映したコインも多数存在します。

たとえば、アメリカ独立戦争や南北戦争、移民や西部開拓、そして宇宙開発などを記念したコインがあります。

さらに、アメリカコインには、特定の人物や出来事を記念したコインも多数存在します。

アメリカ初の大統領であるジョージ・ワシントンを称えたコインや、リンカーン大統領を記念したコイン、そしてアメリカの女性参政権制度の成立を記念したコインなどがあります。

3)古代コイン

アンティークコインの種類の中でも最も古いのが、古代コインです。

古代コインは、紀元前6世紀から紀元後4世紀までの古代ギリシャやローマ、エジプト、中東などで発行されたコインをさします。

これらのコインには、当時の支配者や有力者の肖像が刻まれたり、神話や歴史的出来事を表現したりしたものが多く存在しています。

また、古代コインの多くは、一枚ずつハンマーを使って作られているため、同じものが存在しないという特徴があります。

他にも、古代コインには、紀元前5世紀に発行された最も古いものから、紀元後4世紀に発行されたものまで、多くの種類が存在します。

これらのコインは、地中に埋もれたまま数百年、数千年という時間を経て発見されることが多く、その歴史的価値から高い評価を受けています。

4)デザイン性が高いコイン

デザイン性が高いコインは、美術品としての価値も高く、コレクションの一部として所有されることが多いです。

たとえば、アメリカの20ドル金貨である”セント・ゴーデン”は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて製造されたコインで、その美しさから「最も美しいコインの一つ」と称されています。

このコインには、古代ギリシャの女神であるリバティーの美しい肖像が刻まれており、現代に至るまでコレクターの注目を集め続けています。

このようなデザイン性の高いアンティークコインは、価格が高額になることがあり、非常に貴重なコインには何百万ドルもの価値がつくこともあります。

5)アジアコイン

アジアコインには、中国、インド、日本、韓国、ベトナム、カンボジアなどの国々があり、それぞれ独自の特色を持ったコインが製造されています。


中国では、2000年以上前から貨幣が使用されていました。その中でも、漢代の銅銭や清朝の銀元などは、非常に美しく、美術品としての価値が高いアンティークコインとして知られています。

出典:宝スタンプコイン「人気の「中国古銭:銀貨(銀元)」(銀錠、元寶、一円銀貨など)」

日本には、江戸時代に製造された金貨や銀貨、また、明治時代に製造された大正天皇即位記念金貨などがあります。これらのコインは、日本の歴史的な意義や文化を反映しており、美術品としての価値が高いものが多いです。

出典:金貨買取本舗「ご即位記念10万円金貨ってどんな金貨?記念コインの種類と価値を探れ!」

他にも韓国やベトナム、カンボジアなどのアジア諸国にも、それぞれ独自の文化や歴史を反映したアンティークコインが存在します。

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アンティークコイン投資の仕組み

アンティークコイン投資とは、アンティークコインを購入し、その価値が上昇し売却することで利益を得る投資方法です。

たとえば、アンティークコインを10万円で購入し、価値が30万円になったら売却することで20万円の利益を得られます。

このようにアンティークコイン投資は、購入時と売却時の価格の差で利益を得る投資です。

必ずしもアンティークコインの価値は上がるわけでなく、価値が下がってしまうケースもあるため注意してください。

利益を得るためには、まずコインの相場を見て、適切な価格で購入することが重要といえます。

コインの価格は、コインの歴史的背景、製造時期、希少性、保存状態などの要素があり、需要と供給に応じて価格が変動します。

また、状態によっても価格が変化するため、コインの保存、管理方法に注意が必要です。

このようにアンティークコイン投資で効率よく利益を得るためには、コインそのものを深く知る必要があります。

アンティークコイン投資のメリット4選

アンティークコイン投資にはメリットがあり、正しく理解して投資を行うことで効率よく利益を上げられます。

ここからは、アンティークコイン投資のメリットを4つ紹介します。

1.価値が下がりにくい

アンティークコインは年代物の硬貨であり、貴重性が高く、需要があるため、値下がりすることがあまりありません。

たとえば、2008年にリーマンショックがあり、株式や金融市場は大きな打撃を受けましたが、アンティークコインの価値は打撃を受けることなく右肩上がりになっていました。

もちろん、一時的に価格が下がる場合もありますが、すぐに回復し価値が高くなる傾向があります。

そのため、アンティークコインは価値が下がることを気にせず、安心して持ち続けられるのがメリットの一つといえます。

2.売却益を得やすい

アンティークコインは需要が高く、希少価値があるため、根強い人気があります。

そのため、アンティークコインを集めているコレクターや投資家も多く存在しています。

多くの人がアンティークコインを求めているため、コインの価値が上がっているケースが多いです。

価値が上がることで売却したときに利益を得やすいというメリットがあります。

しかし、アンティークコインは短期間で価値が上がるケースは少ないため、長期で保有することを前提に考えることをおすすめします。

3.保管の手間がかからない

アンティークコインは持ち運びしやすい大きさのため、保管スペースが必要になるケースはあまりありません。

保管スペース以外にもコインの価値が下がらないようサビや傷がつかないように保管する必要はありますが、一度専用のケースに入れ密閉状態にして保管するだけで価値を保てるケースが多いです。

もちろん、自宅での保管が難しい場合は、専門の業者に保管してもらうこともできます。

このようにアンティークコインは保管の手間がかからないというメリットがあります。

4.少額で始められるコインもある

アンティークコイン投資は、高額なコインを購入しなければならないと思われがちですが、10万円以下の少額で始められるコインもあります。

少額で購入したアンティークコインは、価値が上がっても大きな利益になりにくい特徴がありますが、初心者の場合、まずは少額購入ができるコインから始めることをおすすめします。

少額のアンティークコインを購入して、投資に慣れてきたら高額なアンティークコインの購入を検討してみてはいかがでしょうか。

より詳細なメリットは以下の記事で紹介していますので参考にお読みください。

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アンティークコイン投資のデメリット3選

アンティークコイン投資にはメリットがありますが、同時にデメリットもあります。

投資を行うためには、デメリットを理解してからおこなうのがおすすめです。

1.すぐに売れない

アンティークコインは、コレクターや投資家など利用者は多いですが、株式投資や不動産投資などに比べると利用者は少ないです。

そのため、市場があまり流動的でなく、すぐに売れるわけではありません。

売りたいと思ったときに買い手が見つからなかったり、相場が落ち込んでいる場合には、思ったように売却できなかったりと、タイミングが読めないケースがあります。

そのため、アンティークコインを売却するときはすぐに売れると思わず、時間をかけて売る必要があります。

2.売買時の手数料が高い

アンティークコインを売買する場合、専門業者を利用するケースがあります。

専門業者では販売の代行をしてくれるため、代行手数料が5~7%程度かかります。

これはコインの金額によっても手数料は異なりますが、手数料が高いとその分得られる利益が少なくなるため、手数料はよく確認してください。

特に、高額なアンティークコインを売買する場合には、手数料も高額になることもあるため、注意が必要です。

3.インカムゲインが得られない

アンティークコイン投資には、株式投資や不動産投資のようなインカムゲインが得られないというデメリットがあります。

インカムゲインとは投資商品を所有しているだけで得られる収入のことをさします。

たとえば、株式を保有していれば毎年配当を得られる場合が多いですよね。

アンティークコイン投資の場合は、配当という考えはなく、コインの販売時の価格と購入時の価格の差で利益を出す投資方法です。

そのため、アンティークコインを保有するだけでは、配当や家賃収入のような収入を得ることができません。

アンティークコイン投資の注意点4選

アンティークコイン投資を行う場合、注意すべき点があります。

4つに絞って説明しますので、しっかりと理解して投資を行うことが大切です。

1.偽物である可能性を注意

アンティークコインには、高額な金額で取引できるため偽物が多く出回っています。

特にインターネット上での取引においては、本物を実際に確認しにくいため、偽物を販売している悪質な業者も存在しています。

万が一偽物を購入すると、販売するときの価格は0円となってしまうケースが多いため、購入時には必ず本物かどうか確認するようにしてください。

そのため、信頼できる業者からの購入か、購入前に専門家による鑑定を受けてから本物を購入することをおすすめします。

2.相場との金額差を確認

アンティークコインの価格は相場によって大きく左右されます。相場に比べて高値で取引されている場合は、偽物である可能性が高いため、注意しなければなりません。

そのため、購入する際には相場との金額差を確認することが大切です。

相場の調べ方は以下の方法がおすすめです。

  • 専門業者に確認する
  • インターネットで検索する

このようにアンティークコインを購入するためには相場を確認し、相場とのずれがないか確認するようにしてください。

3.短期的な投資には向かない

アンティークコイン投資は、短い時間で利益を得られにくい特徴があります。

価値が上がり、利益を得られるまでには時間がかかるため、長期的な視点で投資することが重要です。

もちろん、短時間で利益を出せる場合もありますが、得られる利益は少ないケースが多くあります。

そのため、アンティークコイン投資は長期保有前提で考えることをおすすめします。

4.税金がかかる

アンティークコインの売買時には、税金がかかります。

購入時に支払う税金は消費税のみですが、販売時に発生する税金は保有していた期間によって異なります。

保有期間が5年未満:短期譲渡所得(計算式:(売却価額 – ((購入代金 – 譲渡費用) – 50万円)

保有期間が5年以上:長期譲渡所得(計算式:((売却価額 – ((購入代金 – 譲渡費用) – 50万円)) ÷ 2)

たとえば、400万円で購入したコインを10年間保有し、1,000万円で販売した場合の税金を計算してみます。

10年間保有したため、長期譲渡所得になります。

計算式は、

(売却価額 – ((購入代金 – 譲渡費用) – 50万円)) ÷ 2 

= (1,000万円 – 400万円 – 50万円) ÷ 2

=275万円

275万円の税金が発生しますが、給与所得などと合算して最終的には計算されるため、税金をいくら納める必要があるかは、他の収入によります。

このようにアンティークコインの売買時には税金がかかることを注意して覚えておいてください。

アンティークコインの素材

アンティークコイン投資ではアンティークコインを扱いますが、使われている素材によって特徴や価値が異なります。

素材の種類によって、コインの色、模様、重さ、価値などが変わります。素材を理解することは投資家にとって重要なポイントとなるため、しっかりと理解しておくことが重要です。

1.金貨

金貨は、金で作られた硬貨をさします。古代ローマやギリシャ、エジプトなどの古代文明から現代まで、幅広く使用されてきました。

金貨の特徴として、錆びたり腐食したりしにくいため、長期間の保存に適しています。

また、金自体に価値があるため、99.99%以上の純度を持つ金貨は価値が下がりにくい特徴があり、投資家の注目を集めています。

2.銀貨

銀貨は、金貨と同様に広く使用されてきました。銀は、金よりも軟らかいため、細かい模様を刻むことができます。

そのため、デザイン性が高いコインが多く存在しています。

また、金貨と比べると錆びやすいため、価格は比較的安くなっており、アンティークコイン初心者でも扱いやすいのが銀貨です。

3.銅貨

銅貨は、金貨や銀貨に比べて価値が低く、低コストで製造が可能な効果です。

そのため、3種類の効果の中で一番流通しており、日本国内で利用されている10円や100円硬貨もこの銅貨の一種です。

銅貨も錆びやすく劣化しやすいコインのため、アンティークコイン投資にはあまり向いているとは言えません。

しかし、銅貨には独特の風合いがあり、コレクションの一部として高い価値があるとされているものもあります。

アンティークコイン投資で金貨をおすすめする3つの理由

アンティークコインの種類は金貨、銀貨、銅貨の3種類ありますが、アンティークコイン投資を行う上では金貨がおすすめです。

その理由を3つに絞って紹介します。

1.金そのもののを含んでいる

金貨は、金そのものを含んでいるため、金価格の上昇に連動してコインの価値が上がる可能性があります。

金の価格が下がることはあまりなく、下がったとしても一時的なケースが多いため、金を含んでいる金貨の価格も下がりにくいといえます。

銀貨や銅貨に含まれる銀や銅の価値は金と比べると低いため、アンティークコイン投資では金貨を所有することをおすすめします。

2.希少性が高い

アンティークコインの中でも金貨の発行数は少なく希少価値が高いとされています。

特に歴史的背景や政治情勢、発行枚数などによって、非常に高価に取引される金貨もあります。

銀貨や銅貨も希少性が高いコインもありますが、流通量は金貨よりも多いため、金貨の方が希少性は高いといえるでしょう。

3.需要があり人気がある

金貨には、金の価値に加えて、見た目も華やかなコインが多いため、鑑賞目的で収集するコレクターも増えています。

また、アンティークコインの中でも金貨は価値が上がりやすいとされているため、多くのコレクターや投資家が金貨に注目しています。

このように金貨の需要は高く人気のあるコインといえます。

アンティークコイン投資で扱う金貨は3種類

アンティークコイン投資では金貨を使った投資をおすすめしましたが、金貨にも種類があります。

種類によって特徴が異なるため、それぞれを紹介していきます。

1.地金型金貨

地金型金貨とは、金そのものを含んでいる金貨のことをさします。

そのため、金の価値によっておおよそ価格が決まります。

中にはプレミアムという上乗せ金が加算される金貨もありますが、金の価値から大きく変化することは多くありません。

代表的な金貨は以下の通りです。

  • クルーガーランド金貨
  • メイプルリーフ金貨
  • カンガルー金貨

地金型金貨の特徴としては、価格の変動が少ないため、リスクを抑えた投資が可能です。

2.収集型金貨

収集型金貨とは、歴史的な背景やデザイン、希少性などが評価されている金貨のことです。

地金型金貨は金そのものを含んでいるため金貨の価値は金の価値とほぼ同等でしたが、収集型金貨は、金の価値によらず価値が決まります。

そのため、プレミアムが付くと価値が大きく変動し、大きな利益を得られる可能性があり、投資家に人気の金貨です。

一方で、急激に価値が下がるケースもあるため、投資には注意が必要です。

代表的な金貨は以下の通りです。

  • インディアン金貨
  • キャット金貨
  • 記念金貨など

3.ハイブリッド型

ハイブリッド型金貨とは、地金型と収集型の両方の要素を持った金貨のことです。

金そのものの含有率が高く、希少性が高いためプレミアムが付くケースがあり、投資商品としておすすめの金貨の種類です。

代表例は以下の通りです。

  • カナダ野生動物金貨
  • 中国十二支金貨
  • 天皇陛下御即位記念10万円金貨など

アンティークコイン投資でおすすめの金貨6選

ここからは実際にアンティークコイン投資におすすめの金貨を6種類に絞って紹介します。

1.ウィーン金貨

出典:「オーストリア アンティークコインの歴史と価値【金貨・銀貨・銅貨7選】」

ウィーン金貨は、1989年からオーストリア造幣局で毎年発行している地金型金貨です。

金の含有率が99.99%の純金製でオーストリア政府が品質を保証しているという特徴があります。

デザイン性も高く、表面にはウィーンフィルハーモニー管弦楽団に関連して、パイプオルガンやバイオリン、ホルンなどの楽器が並んでいます。

きれいなデザインのため需要が高く、高値で取引されるケースが多くあります。

さらに、ウィーン金貨は世界的に流通しており、日本でも購入することが可能です。

プレミアムが付いたアンティークコインを購入するのは高額なため難しいかもしれませんが、3〜30万円程度で購入できるウィーン金貨は比較的入手しやすいコインといえるでしょう。

そのため、ウィーン金貨は初心者が始めて購入するアンティークコインにおすすめです。

2.メイプルリーフ金貨

出典:Gold Mrs「金のコイン メイプルリーフ金貨とは?特徴や買取のコツ」

メイプルリーフ金貨は、カナダ王立造幣局が発行する、純金の金貨です。

1979年に初めて発行されたメイプルリーフ金貨は、純度99.99の金貨として認定され、その高い純度と美しいデザインで人気を集めています。

純金量や品質はカナダ政府が保証しているという特徴があります。

さらには、金貨の流通量は世界一で世界最高峰の純度を誇る金貨のため、一番人気の高い金貨となっています。

そのため、メイプルリーフ金貨を扱う業者も多くいるため、アンティークコイン投資のデメリットである流動性が低いという欠点を補いやすい特徴もあります。

3.クルーガーランド金貨

出典:大黒屋「南アフリカ クルーガーランド金貨」

クルーガーランド金貨は南アフリカ共和国で製造され、1967年から現在まで発行されている世界的にも古い金貨の1つです。

クルーガーランド金貨の金の純度は、他の地金型金貨より低く、純金よりも赤みがかっているのが特徴です。

デザインとして、1892年から1900年にかけて南アフリカで発行された1ポンド金貨をもとに作られています。

表面には南アフリカ共和国初代大統領であるポール・クルーガーの肖像、裏面には南アフリカに生息するスプリングボックと呼ばれる動物がデザインされています。

クルーガーランド金貨は日本でも昔から投資家たちの間では人気がありましたが、アパルトヘイト(人種隔離政策)が嫌悪された時期は人気が衰退してしまいました。

そのため、価値が下がってしまった時期がありましたが、現在は元通りの価値に戻っています。

クルーガーランド金貨は純金ではないため、他の金貨に比べると価値は下がるため購入しやすい特徴があります。

さらには、純金度が低い分、硬度が高いため傷つきにくく保有しやすいという特徴もあります。

4.イーグル金貨

出典:大黒屋「イーグル金貨」

イーグル金貨はアメリカ政府によって1986年から毎年発行されている金貨で、金の純度は91.67%(22カラット)と高い品質を誇っています。

アメリカ政府が発行しているため、信頼性が高く、安心して投資できます。

デザインは1種類しかなく、表面には自由の女神、裏面にはアメリカの国鳥であるイーグルが彫られています。

また、1986年以前に発行されたイーグル金貨もありますが、現在のイーグル金貨とは純金度が異なります。

たとえば、1834年から1836年に発行されたイーグル金貨は、純金度を下げて発行していました。これはアメリカ国内の金相場が下落したことの対策として行われました。

他にも1933年は金融恐慌の影響で金貨を発行していませんでした。

このように時代背景によって、イーグル金貨は変化しているため、プレミアムが付く金貨も多く存在し、大きな利益を得られる場合もあることでしょう。

総じて、イーグル金貨は、アメリカが発行している金貨で信頼性が高いため、投資初心者から上級者まで幅広くおすすめできる金貨の一つです。

5.カンガルー金貨

出典:大黒屋「カンガルー金貨」

カンガルー金貨は、99.99%の純金で、オーストラリアのパース造幣局によって製造されています。

金貨のデザインは、表面には女王エリザベス2世の肖像、裏面にはカンガルーのデザインが施されています。

このカンガルーのデザインは毎年変わるため、年によっては特別なデザインが採用されることもあり、プレミアムが付く人気の高い金貨の1つです。

このように、カンガルー金貨はプレミアムが付く可能性が高いこと、豊富なデザイン、信頼性の高さなどから、アンティークコイン投資において人気が高い金貨の1つです。

6.ウナとライオン金貨

出典:マネートレンドnavi「ウナとライオン」

ウナとライオン金貨は、イギリス造幣局が発行する金貨です。

1837年にヴィクトリア女王の即位を記念し、1839年に発行されました。この時に発行された枚数は400枚と少なく、希少性の高い金貨として有名です。

金の純度は99.99%であり、金の品質が高いことが特徴の1つです。

また、コインのデザインとして、表面にはヴィクトリア女王、裏面にはエドマンド・スペンサーの叙事詩「妖精と女王」の登場人物であるウナとライオンが描かれています。

ウナをヴィクトリア女王、ライオンはイングランド王国の象徴としており、ウナがライオンを守っている図柄になっています。

このようにデザイン性も高く、希少性も高いため、アンティークコイン投資におすすめの金貨といえます。

アンティークコイン投資は金貨がおすすめ。悩んだらプロに相談しよう

この記事では、アンティークコイン投資におすすめの金貨を解説していきました。

アンティークコイン投資は、コインの歴史や特徴などを知ることでより楽しく投資ができる投資方法です。

この記事を読んで、アンティークコインに興味を持っていただければ幸いです。

他にもアンティークコインについて解説している記事もあるため、参考にしてください。

なお、弊社ではアンティークコインの販売を行っております。取り扱うコインはすべてIAPNの鑑定を受けていますので、安心してお好みのコインをご購入いただけます。

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