「ドイツのアンティークコイン」とは狭義では19世紀に成立したドイツ帝国以降に発行されたものを、広義ではドイツの前身国家である神聖ローマ帝国時代のものを指します。
愛好家の間で人気を集めているものも数多く存在する反面、ドイツのアンティークコインは発行された時代によって価値が大きく異なるという特徴があるため投資先として選ぶ際には注意が必要です。
この記事ではドイツのアンティークコインで投資をする上で重要な、ドイツの歴史や通貨について解説します。
ドイツの歴史
アンティークコインで投資をする上で、その国の歴史を知ることは非常に重要になってきます。
以下ではアンティークコイン投資で役立つドイツの歴史を簡単に解説します。
先史時代
現在ドイツと呼ばれる地域ではケルト人とイリュリア人によるハルシュタット文化や、地中海地方から影響を受けたラ・テーヌ文化などが栄えました。
その後も他のヨーロッパ諸地域と同様さまざまな民族による文化が栄え、紀元前後の頃にはゲルマン人と古代ローマ帝国との間で戦争をすることも度々ありました。
ゲルマン人はローマ帝国と戦争を繰り返す一方で気候変動や他民族による圧迫などによる影響を受け、4世紀ごろにはヨーロッパ各地を移動し始めます。この「ゲルマン民族の大移動」として知られる民族移動は現在のヨーロッパ諸国の形成にも大きな影響を及ぼしました。
「ドイツ人」は定義することが非常に難しく、一概に「ドイツ人の祖先はゲルマン人」と言うことはできません。ドイツの詩人・ゲーテは「ドイツ人、それがどこにいるのか私にはわからない」という言葉を残しています。
東フランク王国
土地としてのドイツの歴史について解説すると、5世紀ごろには現在のドイツ・フランス・イタリアあたりでフランク王国が建国されました。フランク王国はカトリックに改宗するなどして勢力を拡大します。
そしてルートヴィヒ1世の死後、843年にヴェルダン条約が結ばれたことによりフランク王国は東フランク王国・西フランク王国・中フランク王国の3つに分割されました。
この3つに分割されたフランク王国が現在のドイツ・フランス・イタリアの原型となっています。
その後、ドイツの原型となった東フランク王国は西・中フランク王国の弱体化に伴いヨーロッパで覇権をとることとなります。
神聖ローマ帝国
962年、東フランク王国のオットー1世がローマ皇帝から戴冠を受けたことを受け、神聖ローマ帝国が成立します。
神聖ローマ帝国は勢力を拡大させる一方でキリスト教理念に基づいた帝国の樹立を目指している国でした。従って次第に政治と宗教を巡る問題が多発するようになります。
そうした中でさらに十字軍による功績がローマ教皇の権力を強めたことにより、神聖ローマ帝国の威信はさらに弱まることとなります。
ドイツ帝国
神聖ローマ帝国は18世紀ごろまでは独自の制度を維持していましたが、18世紀初頭には諸侯間のバランスが崩れ、形骸化の一途をたどります。
1792年のフランス革命戦争の勃発により、ナポレオンの躍進が始まるとさらに帝国の崩壊は進み、ナポレオンによって結ばれたライン同盟を以って帝国制度の終焉を迎えました。
一方で当時ヨーロッパ諸国でナショナリズム意識が誕生し、神聖ローマ帝国時代にも「ドイツ民族」という概念が芽生え始めていました。
こうしたナショナリズムの流れから帝国崩壊後、オットー・フォン・ビスマルクによって統一が進められ、ドイツ帝国が誕生します。
第一次世界大戦
1914年に起こったサラエボ事件をきっかけにオーストリア=ハンガリー帝国がセルビアに宣戦布告したことを発端として第一次世界大戦が始まります。
ドイツは同盟を理由にセルビアを支援したロシア帝国に宣戦布告しますが短期決戦で決着をつけることができなかった上に、戦闘の中で北海と地中海において無制限潜水艦戦を実行したことが原因で当時中立の立場をとっていたアメリカの怒りを買いアメリカからも宣戦布告をされることとなります。
戦局はドイツにとって悪化するばかりであり、1918年11月11日のコンピエーニュの休戦協定によって第一次世界大戦は休戦しました。
第二次世界大戦
第一次世界大戦の休戦によりドイツ帝国は崩壊し、代わりにヴァイマル共和国が樹立されます。
1919年に開かれたパリ講和会議ではベルサイユ条約が締結され、ドイツは連合国に対し領地の割譲と1320億マルクの賠償金を支払うことが決まりました。
しかしこの賠償金が原因でドイツ国内ではハイパーインフレが起こり、国内の経済は異常な混乱に陥ります。
こうした混乱の中で支持を集めたのがアドルフ・ヒトラーです。ヒトラーは当時のドイツ国民から非常な人気を集め、1933年にはヒトラー率いる国家社会主義ドイツ労働者党が政権を獲得します。
ヒトラーは第一次世界大戦によって疲弊した国内の安定化を図ると同時に軍事力強化も推し進めていきました。そして犬猿の仲であったソ連と独ソ不可侵条約を締結し、その7日にポーランドへの侵攻を発端に第二次世界大戦が勃発します。
第二次世界大戦中、ドイツは各国に侵攻すると同時にユダヤ人の虐殺を実行し、この虐殺については現在も批判を受けています。
1945年4月には連合国によるベルリンへの総攻撃が開始され、4月30日にはヒトラーが自殺し、5月8日にはドイツは連合国に対し無条件降伏しました。
ドイツの再統一
第二次世界大戦後、中央政府を失ったドイツは複数の国に統治されることになりますが、冷戦による影響を受け東西に分断されることとなります。
冷戦が続く中でドイツ国内での統一意識が再び芽生え、1989年11月9日にはベルリンの壁が崩壊し、1990年10月3日には東欧革命の影響を受けた東ドイツの自壊によってドイツの再統一が果たされました。
ドイツの通貨の歴史
ドイツのアンティークコインは発行された時代によって価値が大きく異なるという特徴があります。
そのため投資先としてドイツのアンティークコインを選ぶ場合は発行された時代背景等を把握しなければなりません。
以下ではドイツの通貨の歴史について簡単に解説します。
ドイツ統一前の神聖ローマ帝国時代
9〜10世紀ごろに成立し、1806年まで存続していた神聖ローマ帝国時代にも通貨としてコインが流通していました。
神聖ローマ帝国は複数の国で成り立つ連邦国家だったため、帝国内にはそれぞれの国が製造したコインが流通していました。さらに各国の王や皇帝が刻印されたものも多いです。
ドイツ(神聖ローマ帝国)のアンティークコインは種類が非常に豊富であると言われる理由にはこうした歴史的背景があります。
ドイツマルクの誕生
神聖ローマ帝国は1806年に解体されますが、その後1871年にはドイツ帝国として統一が果たされます。
このドイツ帝国で発行された通貨がドイツマルクです。
ドイツマルクにもさまざまな種類が存在しますが、第一次世界大戦前後で呼び方が異なり、大戦前のものを「金マルク」、大戦後のものを「パピエルマルク」と呼びます。
金マルクはドイツ帝国の構成国それぞれで異なるデザインの通貨が発行されていました。各国の君主の肖像が描かれているだけでなく、ブレーメンやハンブルク、リューベックといった自由都市では市章がデザインに使われるなど、種類が非常に豊富です。
希少価値もそれぞれで大きく異なる上にコンプリートが難しいことから愛好家の間でも収集テーマとして金マルクは非常に人気があります。
一方第一次世界大戦後の「パピエルマルク」は流通当時は文字通り紙切れ(パピエル)のような価値しかもたない通貨でした。
パピエルマルクはベルサイユ条約で定められた1320億マルクという多額の賠償金を支払うために発行された通貨です。賠償金支払いのために大量に発行されたため、当時のドイツ国内ではインフレ率1兆%というハイパーインフレーションが起こりました。
このパピエルマルクの大量流通は1923年に通貨単位を切り下げ1兆パピエルマルクを1レンテンマルクとするデノミネーションによって安定を取り戻します。
さらにレンテンマルクの発行後にはライヒスマルクであり、第二次世界大戦後の1948年にライヒスマルクに代わって登場したのがドイツマルクです。
ドイツマルクはドイツがEUに加盟し、国内でユーロが流通するようになる1998年まで発行されました。従ってドイツマルクはドイツの最後の独自の法定通貨ということになります。
現在のドイツの通貨
現在はEUの加盟国であるドイツの法定通貨はユーロです。国内ではユーロが使用されています。
ドイツのアンティークコインの通貨単位
1998年まで流通していたドイツマルクの通貨単位は「マルク」ですが、補助通貨として「ペニヒ」が流通していました。
「1マルク=100ペニヒ」として換算されます。
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ドイツのアンティークコインの特徴
ヨーロッパコインの中でも複雑な歴史的背景を持つドイツのコインには特に独特な特徴があります。
以下ではドイツのアンティークコインならではの特徴を解説します。
種類が豊富
「ドイツのアンティークコイン」は狭義としては19世紀ごろに発行されたものが、広義としては神聖ローマ帝国時代からのものを指します。
19世紀以降のドイツで発行されたコインだけでもさまざまなものがあり、金マルクは特にコイン愛好家の間でも人気のある収集分野です。
さらに神聖ローマ帝国時代のものを含めると歴史が長い上に連邦国家であったことから幅広いデザインや時代のコインが存在します。
コンプリートの難易度が高い
神聖ローマ帝国は連邦国家であったことから、各構成国で独自のコインが発行されていました。
また、ドイツ帝国統一後も構成国や自由都市で独自のデザインが施されたコインが発行されていたため、同時期に流通したドイツマルクであっても種類が豊富です。
同時期にさまざまなデザインのものが流通していたことを受け、ドイツのアンティークコインはコンプリートが難しいとされています。愛好家にとっても難易度の高い収集テーマです。
希少価値の高いものと低いものの差が激しい
一方でドイツには紙屑同然の価値しか持たないとされた「パピエルマルク」と呼ばれる通貨が流通していた時代もあります。
パピエルマルクは歴史的な価値を持つ一方で、大量流通したため投資先としてはおすすめできないものも多いです。
このような歴史的事情からドイツのアンティークコインは投資先として価値のあるものとないものの差が激しいという特徴があります。
購入する際には種類と発行された時代を確認するようにしましょう。
「1兆マルク銀貨」と呼ばれる銀貨
第一次世界大戦後のベルサイユ条約で1320億という多額の賠償金を課せられたドイツは、賠償金支払いのために国内で大量のマルクを発行し、国内はハイパーインフレによる大混乱に陥ります。
このハイパーインフレ時に発行されたのが「1兆マルク銀貨」であり、この銀貨の額面は現在も世界最大額面です。
1兆マルク銀貨の発行枚数は11000枚であることから、1兆マルク銀貨の総額は1京1000兆マルクということになります。
発行当初は価値を持たなかった通貨ではありますが、歴史的な背景を物語る一枚として現在は人気のあるコインの一つです。
世界で最も古い硬貨
第一次世界大戦後にドイツで発行された1兆マルク銀貨は、現在世界最大額面とされる通貨です。
一方で現在発見されている中で最も古い硬貨は、紀元前7世紀に現在のトルコ西部に存在したリディア王国で作られたエレクトラム硬貨と言われています。
このエレクトラム硬貨は金と銀の合金であり、当時のリディアでは価値を系統だてた上で金属の重さに応じた硬貨を発行していました。
同一の硬貨であれば重さが同じであることから取引の際にいちいち天秤を用いる必要もありません。こうした特徴は当時の人たちにとっては非常に便利なものでした。
このような硬貨のアイディアはその後ギリシャやローマへと広がり、さらに西アジア地域にも伝わったとされています。
ドイツのアンティークコインおすすめ3選
以下ではドイツのアンティークコインの中でも人気のものを3つ紹介します。
ドイツのアンティークコイン|ハンブルク 20マルク金貨
1913年にドイツ北部に位置する自由都市ハンブルクで発行されたコインです。
表には都市のシンボルである城塞と盾を持った2匹のライオンが描かれ、裏面にはドイツの紋章である鷲と王冠が描かれています。
細部まで細かく描写されたデザイン性に優れた1枚であることから非常に人気のあるアンティークコインです。
ドイツのアンティークコイン|ヴィルヘルム生誕300周年 ラシュタット条約記念金メダル
こちらは1955年に神聖ローマ帝国時代に活躍したルートヴィヒ・ヴィルヘルムの生誕300周年を記念して発行された金メダルです。
裏面に描かれた宮殿はルートヴィヒ・ヴィルヘルムが存命中に建設したものであり、彼はこの地で最期を迎えました。
その後このラシュタットの宮殿では1701~14年にフランスと神聖ローマ帝国(オーストリア=ハプスブルク家)との間おきたスペイン継承戦争の講和会議が開かれ、両国間で講和条約が締結されました。
ルートヴィヒ・ヴィルヘルムの生誕300周年を記念するコインにラシュタットの宮殿と等シュタット条約が締結された1714年という年号が刻印されているのにはこうした背景があります。
ドイツのアンティークコイン|アルベルト ザクセン王国 5マルク銀貨 1875年
ザクセン王国の君主であったアルベルトは「君臨すれども統治せず」という立憲君主的な立場を貫いた君主でした。
ベルサイユ条約での賠償金
以下では近代のドイツ国内経済に大きな影響を及ぼしたベルサイユ条約での賠償金について簡単に解説します。
ベルサイユ条約とは第一次世界大戦後に締結された講和条約
ベルサイユ条約は第一次世界大戦後に敗戦国ドイツと連合国との間で締結された講和条約です。フランスのベルサイユ宮殿で調印されました。
内容はドイツに対する厳しい報復的なものであり、この条約によってドイツは賠償金が課せられただけでなく1871年の普仏戦争後にドイツに併合されたアルザスとロレーヌのフランスへの返還や、ドイツ領土をベルギー、チェコスロバキア、ポーランドに割譲することを強制的に認めさせられることになります。
さらにドイツ国外の植民地は国際連盟の委任統治下に置かれることとなります。
第一次世界大戦を開始した責任の全てはドイツにあるとしている点がベルサイユ条約の特徴です。この結果ドイツは戦争による全ての物質的損害責任を負うこととなります。
ドイツに課せられた賠償金は1320億金マルク
ベルサイユ条約ではドイツに1320億金マルクの賠償金を課すことも決められました。
この賠償金は主に当時のフランスの首相ジョルジュ・クレマンソーが主張したものであり、主張した本人もドイツがそれだけの巨額な賠償金を支払うことは不可能であるということは理解していました。
にもかかわらずあえてこの金額を設定したのは、ドイツの急速な復興を妨げ、経済優位性を取り戻し再び軍備を整えることを防ぐことを目的としていました。
ちなみに1320億金マルクを日本円に換算すると、200兆円を超えるとされています。
その後の世界情勢や第二次世界大戦などの影響を受け、この賠償金の金額は減額がされ、ドイツは2010年10月3日に完済を果たします。第一次世界大戦終結から92年後のことでした。
第二次世界大戦後の各国の反省
ドイツ経済を弱体化させ、再軍備を防止するために多額の賠償金を課したはずですが、結果としてドイツは再び戦争を始め、ヨーロッパ諸国を中心に第二次世界大戦に突入することになります。
こうしたことから敗戦国に支払い不可能な賠償金を課すことはむしろ平和を遠ざけるということを世界各国が学んだことを受け、第二次世界大戦ではドイツや日本をはじめとする敗戦国に対する処遇が見直されることとなります。
第一次世界大戦後にドイツを襲った「ハイパーインフレ」とは
アンティークコインの価値は希少性やデザイン性だけでなく、発行当時の経済状況も大きく影響を受けます。
従ってアンティークコイン投資を成功させるためには基本的な経済用語を把握しておくことも重要です。
以下では第一次世界大戦後にドイツを襲ったハイパーインフレも含め、アンティークコインに関連する経済用語を解説します。
インフレとは
ハイパーインフレを理解する前にインフレとは何かを理解する必要があります。
インフレーション(インフレ)とはモノやサービスの価格が継続的に上昇する現象のことを指します。
例えば少し前までは100円で購入できたペットボトル飲料が、200円に値上げされるといったものです。
インフレが起こる原因としては政府の財政政策によるものや、供給量に対し需要が増加するといったことが考えられます。
特に後者は戦争などによる物不足だけでなく、好況の時にも現れるものでもあるため、「インフレによる物価上昇=悪」というわけではありません。適度なインフレ率で物価が上昇することは経済が成長していることを示している場合もあります。
ちなみに日本のインフレ率は過去30年にわたって横ばいとなっていることから、経済的な成長をしていないということになります。
ハイパーインフレとは
適度なインフレ率で物価が上昇することは経済的に成長していることを示していると言われる一方で、過剰なインフレは経済の過熱を示しているため安心できる経済状況とは言えません。
過剰なインフレ率で物価が上昇することを「ハイパーインフレ」と呼びます。ハイパーインフレの原因としては国家財政の極端な悪化や通貨の過剰な供給などがあげられます。
第一次世界大戦後のドイツを襲ったハイパーインフレも通貨の過剰な供給によるものです。2000年代のジンバブエでも似たようなハイパーインフレ現象が起こっています。
日に日に物価が上昇するハイパーインフレの状況下では、今日は買えた商品が次の日には財布に入っている通貨では購入できない金額まで商品の価格が上昇します。従って通貨の価値が紙屑同然となることから、第一次世界大戦後のドイツの場合は通貨が「パピエルマルク」と呼ばれることとなりました。
通貨の国際的な信用も失墜するため、換金することも困難になります。
ただし、経済学的にはハイパーインフレは極めて稀な現象とされており、歴史的にも事例がそれほど多いわけではありません。
デノミネーション
ハイパーインフレが起こると通貨の額面も次第に大きくなっていきます。
第一次世界大戦後のドイツでは「1兆マルク銀貨」という額面の硬貨が発行され、2000年代のジンバブエでは「100兆ジンバブエドル」という紙幣が発行されています。
このように通貨の額面が大きくなりすぎると取引の際の計算も非常に面倒なものになってしまいます。
通貨での取引を簡潔にするために通貨単位を切り替えることを「デノミネーション」と呼びます。
デノミネーションでは例えば1兆パピエルマルクを1レンテンマルクにするなど、通貨単位を切り下げます。
また、デノミネーションは逆に通貨単位を切り上げることを意味することもあります。
まとめ:ドイツのアンティークコインは種類が豊富な上に時代によって価値が大きく異なる
ドイツのアンティークコインは種類が豊富な反面、発行された時代によって価値が大きく異なるという特徴があります。従って投資先として選ぶ際にはどの時代のものかを確認する必要があります。
広義では神聖ローマ帝国時代のものも含めるドイツのアンティークコインは愛好家の間でも非常に人気のある分野であるため、適切な時代に発行されたものであれば投資先としてもおすすめです。
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