定年後に取るべきおすすめの資格12選!再就職に活かしてみよう

定年後 資格

人生100年時代と言われる中にあって、60代で定年になってもさらにがんばりたいところ。

その際に役立つのが資格取得です。定年後に資格を取得すれば、再び就職する場合でも有利になり、独立し、開業できる道が広がるなどもう一花咲かせるチャンスが得られます。

そこで今回は、定年後に取得するのがおすすめの資格をご紹介しましょう。定年を迎える方はがんばって、ぜひ資格取得を目指してください。

目次

定年後に資格を取得するメリット

定年後に資格を取得することで、どのようなメリットが得られるでしょうか?いろいろとメリットがあるので、ご紹介しましょう。

再び就職する際に役立つ

定年退職を迎え、再び就職するつもりなら、資格が役に立ちます。資格を所有しているということは、年齢に関係なく特定の分野の知識やスキルを身につけているということになるので、評価も高くなります。

資格なしでも定年後に仕事先を見つけることは可能なのですが、資格があるほうが大事にされやすいのはたしか。資格なしではおもしろくない仕事や不本意な仕事を任されることもあります。年齢を重ねてから、そのような仕事をするのはつらいものです。

その点、資格を所有すれば再び就職しやすくなるだけでなく、得意な分野でも活躍できます。もちろん、資格の種類にもよりますが、定年後に再び就職する際に有利になる資格はいろいろあります。

今まで知らなかった分野への見識が広まる

定年退職を迎えた後に資格を取得するということになると、これまで行ってきた仕事の延長線上の資格になることもあるでしょうが、全く違う分野の資格を目指すこともあります。

全く違う分野の資格なら、今まで知らなかったことへの見識も広がります。新しい世界が眼前に広がるということであり、再チャレンジの意欲も高まるでしょう。

自分に合った働き方ができる

定年退職を迎えた後に自分に合わない働き方はしたくないものです。体力面でも限界があるでしょうし、若い時代と違ってできることも減るので、合わない仕事も増えます。

しかし、再び就職しても必ずしも自分に合った働き方ができるとは限りません。体力的にきつい仕事を任されることはあまりないでしょうが、楽しくない仕事、やり甲斐のない仕事をせざるを得なくなることもあるでしょう。

その点、資格を取得しておくと、その分野における仕事が中心になり、自分の知識やスキルを十分に活かしながら働けるようになります。自分に合った働き方ができるということであり、精神的にも満足しやすくなります。

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定年後に資格を選ぶときのポイント

定年後に資格を取得する際、どのように選べばいいでしょうか?いろいろな資格があり、選択に悩むこともあるでしょうが、その中から皆さんにふさわしい資格を選ばなければいけません。そこで、資格を選ぶときのポイントを解説しましょう。

自身の経験を活かせる資格を探してみる

定年退職を迎えた後に資格を取得するのなら、自分の経験を活かせるものを選んでみてはいかがでしょうか?自分の経験を活かせれば、勉強もはかどりやすくなるでしょうし、取得までの期間を短縮化できます。

これまで培ってきた仕事のスキルや知識、職歴に繋がる資格なら、その延長線上としての活躍もしやすいです。

すでにある分野の資格を保有しているのなら、定年後にランクを上げてみるのもいいですね。今までと同じ職種で、ハイレベルな仕事にも就けるようになり、満足度も向上するでしょう。

独立し開業できる資格もおすすめ

定年退職後に再び就職しないで、独立し、開業することもできますが、その際には資格を取得しておきたいところ。資格なしで独立し、開業することが不可能とは言いませんが、かなり難しいです。

定年後に独立し、開業できる資格としては、コンサルタント関係が候補に挙がるでしょう。定年を迎えた人は多くの経験を積み、接客もうまく、人の相談にも親身に乗れるようになっているでしょうから、コンサルタント関係の資格はぴったりです。

需要がある資格を選ぶ

定年後に取得する資格は仕事に直結させたいところ。そのためには、需要のある資格を取得しましょう。社会や企業から必要とされている資格で信頼度もあれば、仕事を得られるチャンスが広がります。

需要が少ない資格では、取得をしても活躍できる機会が少なくなります。せっかく資格を取得するのなら、大いに仕事をしたいでしょうから、需要との関係をよくチェックして選んでみましょう。

興味のある分野の資格を選ぶ

定年退職後に資格を取得ということなら、興味のある分野から選ばないといけません。興味があってこそ、熱心に取り組むことができ、学習もはかどります。

興味がない分野の資格では、学習も楽しくないし、習得もしにくくなります。好きである、興味があるということは定年後の資格取得で第一に考慮すべきことです。

独占業務が行える資格を探す

独占業務とは、資格を保有していないとできない業務のこと。資格なしで行うことが禁じられていて、行うと罰せられます。

定年退職後に取得したい資格の一つが独占業務資格です。独占業務資格は需要も高く、年齢に関係なく活躍できる資格です。

独占業務資格の取得は難しいのですが、各分野のプロフェッショナルの資格であるだけに、再び就職するときにとても有利になります。非常に重宝され、重要な仕事が回ってくるでしょう。

定年後に資格を取得する際の注意点

定年退職後にはぜひ資格を取得していただきたいのですが、取得に当たって注意すべきことがあるので、確認してください。

資格取得に時間を要する場合がある

資格取得には一定の時間を要します。しかし、あまり長い時間がかかるようだと、定年後に活躍できる時間が短くなってしまいます。

仮に60歳で定年を迎えて、75歳まで働くとしましょう。資格取得が1-2年で完了すればいいですが、5年もかかるようだと、活躍期間が10年に縮んでしまいます。

定年後は若い頃と違って、時間が無制限にあるわけではありませんから、資格取得にあまり時間がかかるようなものを選んでしまわないように注意しましょう。

資格取得に高額な費用が必要になることがある

資格取得には一定の費用がかかります。学校に通うにしても通信教育で勉強するにしても、取得費用は安くはありません。時には高額な費用が必要になることもあります。

定年退職後は収入も限られてくるでしょうから、資格取得にあまり費用はかけたくないところ。高額な費用をかけて、活躍できる機会が少なければ、かなりの損失になります。

そこで定年退職後に資格を取得する際は、次のようなポイントを押さえておいてください。

  • どのくらいの費用になるのか?
  • 自分の予算の範囲内で勉強を進められるのか?
  • 生活に負担にならないか?

難易度の高い資格がある

定年後に取得できる資格はさまざまですが、中には難易度の高い資格もあります。難易度が高ければ、資格取得に時間がかかるでしょうし、最悪の場合取得できないこともあります。

それでは、定年後には活用できません。難易度の高い資格の方が収入などで恵まれることはありますが、定年後は時間も限られています。あまり無理な資格取得を目指しても、成果が出なければ意味もないでしょう。

若い自分は時間もあるので少し背伸びして、難易度の高い資格を目指すのもありですが、定年後は自分に合ったレベルのちょうどいい資格取得を狙うようにしてください。

再び就職する際に役に立たない資格がある

定年退職後に取得できる資格の中には、再び就職する際に役立たないものがあります。そのような資格を取得しても、活躍の機会が得にくいでしょう。

定年後に再び就職することを考えているのなら、目的に合う資格かどうかよく吟味して選んでください。

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定年後におすすめの資格12選

定年退職後にどんな資格を取得すればいいか、あれこれ悩むでしょうが、そのような悩みを抱えた人のためにおすすめの資格をご紹介しましょう。ここに示す資格が全てではありませんが、選択の際の参考にはなるでしょうから、チェックしてみてください。

1.ファイナンシャル・プランニング技能士

特定非営利活動法人日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が実施する国家検定をファイナンシャル・プランニング技能検定(FP技能検定)といいます。FP技能検定の試験に合格すると、「ファイナンシャル・プラニング技能士(FP技能士)」と名乗れます。

一般社団法人金融財政事情研究会でも試験を実施。どちらの機関で受験しても、得られる資格は同じです。

「ファイナンシャル・プラニング技能士」は1級から3級まで。資格を取得すると、お金に関する税金、保険、年金などの幅広い分野についての相談に乗って、アドバイスができるようになります。

FP技能検定の試験の難易度は他の国家資格に比べると、高くはありません。カンタンに取得できるというわけではありませんが、定年後でも着実に勉強すれば取得できるので、おすすめの資格です。

2.宅地建物取引士

「宅地建物取引士(宅建士)」は独占業務資格で、不動産取引の現場で重要事項の説明などを行います。

「宅地建物取引士」の試験に受験資格はなく、年齢・性別・国籍に関係なく受験できるので、定年後資格取得に向けての支障はないでしょう。

「宅地建物取引士」の資格を取得しておくと、不動産業界や建築業界、金融業界などに再び就職するチャンスが生まれます。高収入が得やすいのも宅地建物取引士の魅力で、定年後収入が少なくなるのを補うことができるでしょう。

60歳を超えた人は、人生経験も積み、接客もうまくなり、お客様とのコミュニケーションも上手に取れる年代。宅地建物取引士の資格を活かしながら、お客様が不動産を購入・売却・相談をする際に有益なアドバイスができるでしょう。

3.マンション管理士

「マンション管理士」は国家資格の一つで、マンション管理のコンサルティングを行います。住民が作る管理組合の運営に関するアドバイスなども行います。

マンション住民はマンション管理について詳しい知識を持っていません。管理組合にも義務だから仕方なく参加しているというケースもあるでしょう。

そのようなときに適切なアドバイスを行って、マンション管理のお手伝いをします。

マンション管理士の資格を取得すると、マンションを扱う不動産業者に再び就職できる道があるほか、独立し、開業できる場合もあります。

4.社会保険労務士

「社会保険労務士(社労士)」は国家資格で、労働や社会保険、労働者の福祉などの専門家です。社会保険の手続きや良好な労使関係の維持、年金相談、弁護士とともに補佐人として訴訟に対応などが主な業務です。

社会保険労務士の資格は再び就職する際も独立し、開業する際も活用しやすいです。再び就職する先もいろいろあり、活躍の場が広がるでしょう。

5.行政書士

「行政書士」も国家資格で、独占業務資格です。主な仕事内容は、官公署などに提出する書類の作成代行です。

弁護士や弁理士・公認会計士などの資格を有する人はそのまま行政書士にもなれますが、普通は行政書士試験に合格しなければいけません。

試験の合格率は10%前後と難関資格ですが、行政書士の資格を取得すると、再び就職できるだけでなく、独立し、開業もできます。独立し、開業ともなれば、自分にふさわしい形で自分の好きなように仕事もできるでしょう。

また、社会貢献性という点でも高い仕事なので、仕事のやり甲斐にも繋がります。

6.中小企業診断士

「中小企業診断士」も国家資格で、中小企業の経営に関する診断とアドバイスを行います。中小企業は経営課題を解決してくれる人材を求めているので、中小企業診断士は幅広く活躍できます。

ただ、難易度の高い資格です。取得までは少し大変ですが、いったん取得すると、非常に評価が高まります。本気で仕事に取り組もうとしている姿勢も認められるでしょう。

7.看護師免許

現在の日本では看護師不足の状況にありますから、看護師免許の資格を取得しておくと、働ける場が見つかりやすいです。「看護師免許」の取得年齢に制限はないので、定年後でも問題なく目指せます。

年配の看護師さんは頼りがいがあり、安心感もあります。定年後に看護師になると、患者さんからも信頼されるようになり、喜ばれるでしょうから、やり甲斐も生まれるでしょう。

8.調理師免許

「調理師免許」は調理のプロフェッショナルであることを証明する国家資格です。調理に関する知識や技術を十分に持っているということで、飲食業界へ再び就職する道が開けます。

独立し、開業する際も大切な資格です。お客様においしい調理を提供して喜ばれる、自分にとっても大きな励みになるでしょう。仕事で得られる満足感も高まります。

引退してからも、調理師免許を取っておくと、自分でさまざまな調理を楽しめます。

9.登録販売者

「登録販売者」はドラッグストア、薬局、コンビニ、ホームセンターなどで一般用医薬品(風邪薬や鎮痛薬などの主に第2類、第3類の医薬品)を販売できる資格です。お客様に薬の成分や効能、副作用などを伝えるのが主な仕事内容です。

ドラッグストアや薬局などでは、薬剤師がいなくても<登録販売者>がいれば一般医薬品の販売ができるとあって、存在に注目が集まっています。

また、薬剤師資格よりも登録販売者資格の方が取得難易度が低めです。そのため、定年後にも取得がしやすくなっています。

10.日商簿記

「日商簿記」は企業の経営活動を会計の面からサポートする資格です。等級は1級・2級・3級とあり、3級では簿記の基本知識、2級では高度な商業簿記および工業簿記、1級ではさらに高度な内容を学習します。

定年後におすすめなのは2級以上の取得。2級以上は経理や会計のプロフェッショナルといってもよく、財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握でき、経営管理に役立てるようになります。

日商簿記の資格は業種を問わず経理部門で求められるものなので、再び就職するチャンスも広がります。経理という仕事に特化していることから、意に染まない仕事をさせられたり、長い残業時間で悩まされたりすることもないでしょう。

11.調剤薬局事務

「調剤薬局事務」の仕事は資格がなくてもできるのですが、資格がある方が再び就職する際に有利になります。その資格名はまさに調剤薬局事務資格。一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)が認定する資格で、薬や処方、レセプト作成などの専門知識を有していることを証明します。

調剤薬局事務資格の受験資格はなく、JADPの認定教育期間のカリキュラムを修了すれば、試験を受験できます。定年後に取得する資格としてもハードルが低いです。

調剤薬局事務資格以外にも、調剤事務管理士Ⓡ・調剤報酬請求事務専門士(1-3級)などの資格もあります、前者は技能認定振興協会(JAMA)が認定する資格で、後者は一般社団法人専門士検定協会が認める資格です。

12.医療事務

「医療事務」は病院やクリニックで、受け付け・会計・レセプト作成などを行う仕事です。医療事務の仕事では、事務処理能力の他に、患者さんとのコミュニケーション能力も求められますから、これまでの人生で接客業務に当たってきた人に向いています。

<医療事務>の仕事は未経験でも資格や免許なしでもできるのですが、専門的な事柄も多く扱うことから、資格取得がおすすめです。医療事務の資格は民間資格で、主な医療事務資格試験として次のようなものがあります。

  • 医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)
  • 医療事務管理士(技能認定振興協会)
  • 診療報酬請求事務能力認定試験(日本医療保険事務協会)
  • 医療事務認定実務者®(全国医療福祉教育協会)

いろいろな民間資格がありますが、資格を取得すると、年齢を問わず働く場が得られるので、チャンスが広がります。

定年後に活躍する方法

定年後には現役時代ほどではなくても、活躍したいですよね。資格を取得する場合も含めて、仕事でがんばるにはどうすればいいでしょうか?いくつかポイントがあるので、お伝えしましょう。

これまでに蓄積した経験と人脈を活かす

定年を迎える人は、これまでの仕事で蓄積した経験と人脈を持っています。その経験と人脈をぜひとも活かしたいところ。

長年培ったノウハウや技術は無駄になりません。違う分野にチャレンジする場合でも、人生経験は役に立ちます。伊達に年は取っていませんね。

無理せずに働ける職種を選ぶ

定年後は、体力的にも健康面でも衰えてくるものです。若い時のようにはいきません。

もちろん、まだまだ元気な人が多いでしょうが、それでも限界はあります。

そのため、資格を取得して働く場合でも、体に無理を強いずに働ける職種を選ぶようにしましょう。自分の体力で対応できる職種なら、当面働くうえでの支障もなく、活躍もできます。そうなれば、周囲の人にも期待され、頼りにされるでしょう。

知識をアップデートする

定年を迎えたことで、新しい知識の習得が疎かになったり遅れたりしてはいけません。定年後も活躍したいのなら、知識のアップデートが必要です。

資格を取得する場合はもちろん新しい知識を学ばなければいけませんが、いったん資格を取得した後も常に知識のアップデートに努め、最新情報を入手しないといけません。

知識のアップデートが不十分だと、年のせいかなとも疑われかねません。そうなれば、資格を取得していても信頼されなくなり、仕事も減ってしまうでしょう。

まとめ|定年後に資格を取得して第二の人生を楽しもう

今回は、定年後まだまだ活躍したい人のためにおすすめの資格の種類をご紹介しました。全部で12種類の資格を取り上げましたが、この中に皆さんにぴったりの資格は見つかりましたか?

定年を迎えたからといって、仕事を引退するには早すぎます。健康なら、資格を取得して、さらに活躍したいところ。まだまだチャンスは得られますから、第二の人生を楽しんでください。

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