クラシックカー投資におすすめのオープンカーは？人気車種や選び方のポイントを解説！

クラシックカーには、多くの人を魅了する独特の雰囲気があります。現代の車では味わうことのできない、個性的なフォルムや複雑かつ心地良い機能性を持ち合わせており、手間暇かけてメンテナンスするのも醍醐味のひとつです。天気の良い日にクラッシックカーのオープンカーで、風を感じながらドライブするのは最高！

そんなクラシックカーは、資産運用としても注目を集めていることをご存知でしょうか。インフレが進む日本において、現物投資や分散投資が話題です。その中でも、クラシックカー投資は「希少性」に優れており、価値が下がりにくいことでも知られています。また、趣味の延長として始められるのも大きな魅力！価格が高騰するまでの間は、乗って楽しむも良し、手入れ（メンテナンス）を楽しむことも可能です。

そこで今回の記事では、クラシックカー投資とはどういったものなのか？クラシックカーのオープンカーの3つの魅力やおすすめ車種、クラッシックカー投資用のオープンカーを選ぶポイントについて詳しく解説していきます。クラシックカー投資やおすすめのオープンカーについて深く理解できる内容となっていますので、ぜひ最後までお読みください。

クラシックカー投資とは

そもそもクラシックカー投資とは、どのような投資方法なのでしょうか？クラシックカー投資とは、将来的に価値（価格）が高騰しそうなクラシックカーを購入して、購入時よりも高値になったときに売却して利益（キャピタルゲイン）を得る投資方法です。現物投資のひとつとして注目を集めており、ダイヤモンド投資やワイン・ウイスキー投資、腕時計投資や絵画投資などと同様に、広く浸透しています。

クラシックカー投資の3つのメリット

それではここから、クラシックカー投資における3つのメリットについて紹介していきます。メリットをしっかり把握しておくことで、難しく感じていた投資へのハードルが下がり、無理なく続けて行くことが可能となるはずです。

順番に確認していきましょう。

現物資産はインフレに強い

クラシックカー投資をおすすめしたい主な理由は3つです。1つ目は「インフレに強いこと」になります。インフレとはインフレーションを略した言葉であり、簡単に解説すると「物価が向上してお金の価値が下がること」です。クラシックカー自体に、資産価値が付いているため、金融資産の価値が低下した場合でも影響を受けることは少なくなります。インフレのときには、モノの価値(価格)が上がることとなるのです。日本は現在、インフレが加速しており、クラシックカー投資などの現物投資は非常に有効的な投資方法となるでしょう。

趣味の延長としてスタートできる

クラシックカー投資をおすすめしたい理由の2つ目は「趣味の延長で始めることができる」ことになります。投資初心者にとって、投資を始めるということはハードルが高いものです。投資に興味はあっても、いざ始めようとすると躊躇してしまう方も多いはず。これは、投資の知識が乏しく、何からスタートすれば良いかもわからないため先延ばししてしまうのです。しかし、趣味の延長として始められれば、楽しみながら長期的に続けることができるでしょう。

長期保有になるので忙しい人でも無理なく続けられる

クラシックカー投資をおすすめしたい理由の3つ目は「忙しい人でも無理なく続けられる」点です。常にチャートを気にしなければならないFXなどの投資方法と違って、クラシックカー投資をはじめとする現物投資では、資産を売却するまでの期間が比較的長期に及びます。売却のタイミングを常に気にして、値動きから目を離せない投資スタイルの場合、忙しい人であれば続けることが難しくプレッシャーに感じてしまうことも。現物投資であれば、資産の価値が上がるのを時間をかけて待つことが大切ですので、投資初心者でも安心して始められるでしょう。

クラシックカーのオープンカー「3つの魅力」

クラシックカーのオープンカーには数多くの魅力が詰まっており、今では若者たちの間でも大きな話題となっているほどです。そんなオープンカーのクラシックカーで味わえる魅力を3つ紹介していきます。

ひとつずつ確認していきましょう。

スタイリッシュでクールなデザイン性

まずひとつ目の魅力は、なんと言ってもその見た目です。スタイリッシュでクールなデザイン性が、多くの人の心を惹きつけます。街中を走っているだけで、注目を浴びること間違いなし！美しい見た目と洗練されたボディで、多くの人々を魅了し、こだわり抜かれた外観・内装はあなたにとって至福の時間を与え続けてくれます。かっこいいオープンカーのクラシックカーでドライブに出かければ、気分が上がり、有意義なひとときを過ごせるでしょう。

風を感じられる開放感

オープンカーのクラシックカーは、風を感じられる開放感がセットになっているのも大きな魅力です。これは、オープンカーでしか味わうことのできない貴重な時間となります。天気の良い日は、太陽の光と心地良い風を体全体で感じながらのドライブができ、最高に充実した時間を過ごすことができるのです。開放的な気分は、日々の生活における不安や悩みを忘れさせてくれるものとなり、至福の時間をもたらしてくれるでしょう。

ルーフの開閉によって異なるスタイルを楽しめる

オープンカーのクラシックカーで体感できる魅力、3つ目は「ルーフの開閉によって異なるスタイルを楽しめる」ことです。その日の天気に合わせて、ルーフの開閉をするのはもちろんですが、訪れるスポットや気分によって好みのスタイルに変えられるのは嬉しいですね。上を見上げれば、大きな青い空が広がっており、景色や匂い・走りとの一体感を感じられます。自分だけのオリジナルの走りを楽しめるのが魅力と言えるでしょう。

オープンカーのクラシックカーでおすすめの車種10選

それではここから、オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種を紹介していきます。今回は10種類のオープンカーを解説していきますので、あなたのお気に入りを見つけてくださいね。

ひとつずつ確認していきましょう。

ポルシェ 718ボクスター

オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種1つ目は「ポルシェ718ボクスター」です。ボクスターの名前の由来は「ボクサーエンジン」と「ロードスターデザイン」を掛け合わせた造語となっているのが面白いですね。ボクスターは2人乗りとなっています。運転が好きな方にはたまらない「走りの機能」がぎっしりと詰まった仕様となっており、ポルシェの中では比較的低価格に設定されているのも魅力！走行時の安定性はピカイチです。

オープンカー特有のスタイリッシュなデザイン性と、外車とは思えない燃費の良さがポイントとなっています。718ボクスターの生産は2023年で終了となりましたので、今後、価格の高騰が期待できる車種と言えるでしょう。投資用に購入を検討するのも良いかもしれません。

ポルシェ 718 スパイダー

オープンカーのクラシックカーでおすすめの車種2つ目は、ポルシェ718スパイダーです。こちらもボクスター同様2人乗り。上記で紹介した「ボクスター」との違いはいくつかありますが、決定的な違いは「ルーフの開閉が、自動でできるか否か」になります。

ボクスターが電動タイプなのに対して、スパイダーでは手動になっているため、ボクスターと比較して「軽量ボディ」を実現した車種と言えるでしょう。軽量化に優れているため、驚きの俊敏性と爽快な走りが体感できる車種となっています。

メルセデスベンツ Cクラス カブリオレ

オープンカーのクラシックカーでおすすめの車種3つ目は、メルセデスベンツCクラスカブリオレです。こちらは、オープンカーのクラシックカーとしては希少な4人乗り。家族でドライブに出かけたいという方にも人気のある車種です。

広々とした車内が魅力で、高級なイメージの強いベンツの中では比較的リーズナブルな価格設定になっているのが特徴。オープンカーなのに車内が広いので、遠出するときにも最適です。

メルセデスベンツ 280SL

オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種4つ目にご紹介するのは、レトロで味わい深い見た目が大人気の「メルセデスベンツ280SL」になります。乗車定員は2名までとなっており、旧車ファンから絶大な支持を集めているのが特徴です。

初代のモデルでは、なんと2億円を超える高値で売買されたこともある車種となっていますので、投資用としてお考えの方にはピッタリ。テレビや映画の画面からそのまま出てきたような感覚にさせてくれる独自性のある車体は、多くの人を魅了し続けるでしょう。

MINI コンバーチブル

オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種5つ目は、MINIコンバーチブルになります。車体自体は小さく見えますが、広々とした4人乗り。コンパクトな設計ですので、運転にあまり自信がない方でも楽々乗りこなすことができるはずです。

また、カーゴスペース（トランク部分）には、たくさんの荷物を収納できる点もポイント！ルーフの開閉では、運転席の頭上だけオープンにできる機能が付いているので、さまざまな楽しみ方ができるようになっているのが嬉しいですね。

BMW Z4

オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種6つ目に紹介するのは、速度が時速50km以下なら走行中であってもルーフの開閉が可能な「BMW Z4」です。ドライブしている途中でも、気分によってルーフの開閉ができる点は魅力的。

見た目の美しさや開放感に定評があるのはもちろんのこと、安定した走りやコーナリング性能に特化している点もポイントです。2人乗りのオシャレでスポーティーなオープンカーをお探しの方は、ぜひBMW Z4を検討してみてくださいね。

フェラーリ 488 ピスタ スパイダー

オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種7つ目に紹介する車種は、超高性能モデルとして知られている「フェラーリ488ピスタ スパイダー」になります。見た目の美しさや洗練されたデザインには目を見張るものがあり、多くの人を惹きつける魅力で溢れているオープンカーです。

ターボエンジン音も独創的で、聞いているだけで高揚感を得られます。最高速度は驚きの「340km」で、最高のパフォーマンスを提供してくれる仕様。乗車定員は2名となっています。販売台数も大変少なく、非常に希少価値の高い車種であることは揺るぎのない事実です。

フィアット500C

オープンカーのクラシックカーでおすすめしたい車種8つ目は、フィアット500Cです。フィアット500Cは、アニメ「ルパン三世」で、ルパンが乗っている車として幅広い年齢層の人に知られています。新しさの中に懐かしさを感じさせる、ぬくもりのあるボディが特徴的です。

オープンカーのクラシックカーとしては、非常にお求めやすい価格に設定されていることも大きなポイントになっているでしょう。コンパクトな見た目とは裏腹に、4人乗りで車内も広々。さまざまなグレードに分かれていて、グレードごとに性能が違うのはもちろん価格帯も異なります。自分に合ったタイプを見つけやすい車種ですね。

ジャガー Eタイプ

オープンカーのクラシックカーでおすすめの車種9つ目に登場するのは、1960年頃に大ブームを巻き起こし、一世を風靡したといっても過言ではないイギリスを代表するスポーツカー「ジャガーEタイプ（2人乗り）」になります。

世界各国の人々が、ジャガーEタイプに魅了されたのです。1961年〜1975年までの間に、72,500台あまりが製造されました。「世界で最も美しい車」と言われており、生産が終了して45年以上が経過した現在でも、多くの人々から支持され続けているのです。クラシックカーのオープンカーと言えば、真っ先にジャガーEタイプを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。

アルファロメオ スパイダー

オープンカーのクラシックカーでおすすめの車種で最後に紹介するのは、アルファロメオのスパイダーです。乗車定員は2名まで。洗練されたボディに魅力を感じるのはもちろんのこと、しなやかな走りが爽快感を増幅させ、その美しさから多くの人を虜にしています。

エンジン自体はとてもシンプルな造りとなっているため、故障が少ないというメリットも魅力です。アルファロメオのエンブレムは、さり気なく控え目なのに高級感に溢れていて、スタイリッシュに輝いています。思い切り風を感じてドライブするのに最高の車種と言えるでしょう。

クラシックカー投資用オープンカーを選ぶポイント3つ

続いては、クラシックカー投資用のオープンカーを選ぶときに気をつけなければならないポイントを3つに分けて解説していきます。乗って楽しむだけではなく「投資用」のオープンカーを選ぶためには、選び方が重要な鍵を握るのです。

順番に確認していきましょう。

人気・需要があるかどうか

クラシックカー投資用のオープンカーを選ぶときに気をつけるべきポイント1つ目は、人気や需要があるかどうかという点になります。個人的な趣味で、クラシックカーのオープンカーを購入する時とは違い、大切なことは「人気」と「需要」です。これは、いざ売却するときに高値で売却できるのはもちろんのこと、スムーズに買い手を見つけることにもつながっていくのです。人気や需要のある車種であれば、常に多くの人たちが「買いたいけど在庫はあるかな？」「安く売っていないかな？」と検索しています。人気のない車種に比べて、売却するチャンスが多くなるのです。自分の大切な愛車を少しでも高値で売却するために、クラシックカー投資用のオープンカーを購入する際には、人気車種で需要のあるものを選ぶようにしましょう。

歴史のあるモデルであるかどうか

クラシックカー投資用のオープンカーを購入するときに気をつけるべきポイント2つ目は「歴史のあるモデルであるかどうか」ということです。歴史のあるモデルを購入するメリットは、その車種の価値や価格が自然と上昇し続けることとなります。何かのきっかけで一気に価値が上がる車種もありますが、歴史のあるモデルであれば価値が下がるケースが少ないのが特徴です。長期投資として分類されているクラシックカー投資では、歴史あるモデルを選ぶことが非常に重要になってくるでしょう。

管理が大変すぎないか

クラシックカー投資用のオープンカーを選ぶときに気をつけたいポイント3つ目は「管理が大変すぎないか」という点になります。趣味の延長としてクラシックカー投資用のオープンカーを所有している人も多いため、あまりにも管理に時間や手間が必要になってしまうと、メンテナンスが行き届かなくなってしまうケースも。投資用であれば尚更、保管状態はとても重要なチェックポイントになるのです。クラシックカーは、外車であることが多いため、修理の度に部品を海外から取り寄せなければならないことも。国産車と比較すれば、コストが何倍にも膨らんでしまうことが予想されます。修理やメンテナンスの部分だけではなく、最新の国産車と比べると、燃費も良いとは言えません。現在、ガソリン代の高騰が加速していますので、事前に維持費を計算しておく必要があります。しかし、税金などに関しては、国産車とそこまで変わらないので安心して良いでしょう。

まとめ｜クールなオープンカーでクラシックカー投資を始めてみよう

今回の記事では、クラシックカー投資とはどのような投資方法なのか？メリットや選び方のポイント、またクラシックカー投資用におすすめしたいオープンカー10選などについて詳しく解説してきました。多くの人々を魅了してやまないクラシックカー。その人気は衰えることを知らず、近年では若者たちからも注目を集めているという現状です。

オープンカーには独特の世界観があり、クールでかっこいいというだけでなく、自分をアピールできる空間をも創り出してくれます。メンテナンスには、費用や手間がかかりますが、趣味の一環としてクラシックカー投資をスタートさせるのであれば苦にならないはずです。逆に、愛着が増すこととなり、より保管状態にも注意を払うことができるでしょう。

インフレでお金の価値が下がり、モノの価値が上がり続けている世の中ですので、現物投資であるクラシックカー投資用のオープンカーは非常におすすめです。クラシックカー投資は、趣味の延長として始められるから、ハードルも低くなっています。売却までの期間、乗って楽しむことができる点も魅力です。これを機会に、かっこいいオープンカーのクラシックカー投資を始めてみると良いでしょう。

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最後までお読みいただきありがとうございました。以上、参考になると幸いです。