AIR MAX人気再燃！選びやすいタイプ別人気モデル買うなら今

1990年代のスニーカーブームをリードし、根強い人気を継続したまま再燃しつつあるナイキのAIR MAX熱。

キムタクや広末涼子の画像にウットリ憧れあの時代に購入した方、あるいは「AIR MAX狩り」に遭われた方もいるかもしれません。

再燃しつつあるAIR MAXブームが今、リユース市場で高額取引されていることをご存知でしょうか？

熱狂的なAIR MAXファンはもちろん、中には投資目的で購入する方もいるようです。

モノの価値は欲しがる人が多いほど上がります。

そして、価値を決めるのは所有者です。

まずはご自分に相応しいAIR MAXを選んでみましょう。

この記事では人気のAIR MAXモデルをニーズに応じて大別し、それぞれの特徴を解説しています。

日常的な使用はもちろん、展示観賞にも堪え、投資対象にもなり得るAIR MAX。

購入をご検討の方はぜひ、本記事の情報をお役立てください。

AIR MAX人気の3つの理由

1990年代のスニーカー市場を席巻したAIR MAXは今なお人気が衰えないどころかモデル更新で市場を広げています。

なおかつ過去のモデルがオークション出品されるほど人気が再燃しています。

人気の理由として挙げられるのが、下記の3つです。

それぞれについて解説していきましょう。

デザイン性と履き心地の超絶バランス

AIR MAXの斬新なデザインは衝撃でした。

その名の通り、エアーを満タンに充填したソール部分が側面から見える近未来的ビジュアルが、ハイテクスニーカーの一大ムーブメントを巻き起こしたのです。

満タンのエアーが抜群のクッション性を保ち、宙を跳ねるような履き心地を実現しています。

AIR MAX人気は一気に過熱し、またたく間に売り切れ店が続出しました。

斬新なデザインと履き心地・機能性の絶妙のバランスこそがAIR MAXの人気の理由です。

豊富なカラーバリエーション

スニーカーのカラーバリエーションは白・黒・赤が定番ですが、ナイキのスニーカーはバリエーション豊富です。

中でもAIR MAXのカラーバリエーションは定番カラーの他に、イエローやピンク・ネイビーなど、これまでのスニーカーには見られなかったカラーを取り揃えています。

さらにモデルチェンジも重ねているため、選択肢の多さは他のスニーカーの追随を許しません。

間違いなく自分好みを選択できるAIR MAXを、購入したくなるのは当然でしょう。

長時間履いても疲れにくい軽量感

一般的なスニーカーの平均重量は500g前後であり、400g以下になると軽量スニーカーと呼ばれます。

これに対し、AIR MAX90が364g、AIR MAX97やAIR MAX720も350～400gの範囲です。

最軽量のAIR VAPOR MAXに至っては、ほぼ半分の275gという軽さです。

軽々と軽量スニーカーのレベルをクリアしています。

1回履いたらわかる履き心地、長時間履いても疲れにくい使用感は、この軽量さゆえでしょう。

圧倒的なクッション性とあわせて、AIR MAXでなければ、という熱狂的なファンが多いのもうなずける話です。

AIR MAX人気の日本での火付け役はキムタクと広末涼子？

初代AIR MAXの発売は1987年3月。

AIR MAX10Gの名で売り出され、ミッドソールに搭載されたビジブルエアを可視化できるという斬新なデザインで話題となりました。

日本でも注目を集めましたが爆発的人気とまではいかず、スニーカーの輸入業者もしばらくは様子見の段階でした。

AIR MAX人気に火をつけたのは、当時人気絶頂だった女優の広末涼子、そしてSMAPの木村拓哉です。

1996年のドコモのポケベルのCMで、広末涼子がグリーンモデルを着用すると広末モデルと呼ばれ人気が高まります。

また、木村拓哉が週刊朝日の表紙で発売前のAIR MAX95の「赤グラデ」を披露、さらにSMAPの名曲「SHAKE」のPVに「イエローグラデ」着用で臨むなどAIR MAXユーザーぶりをアピールしました。

人気ナンバーワン女優とファッションリーダーが見事な広告塔となったAIR MAX人気は、いよいよ頂点に達します。

AIR MAX狩りとは

1996〜1997年の日本の店頭にはもはやAIR MAX95の正規品は見当たらなくなり、個人バイヤーなどによる並行輸入品が高値取引されるようになりました。

当時の円高は凄まじく、1＄が70円台にまで高騰しました。

バイヤーは海外において定価購入したAIR MAXを日本国内で高値で売りさばき、多大な利益を得ていたそうです。

AIR MAXの希少性は増し、学校の靴箱や銭湯、居酒屋において必ずといっていいほど盗まれるようになりました。

治安の悪い地域では、履いているAIR MAXを強奪される事件さえあったといいます。

これが、世にいうAIR MAX狩りです。

AIR MAXを真似たフェイク品も出回るようになったため、ナイキジャパンは1996年にフェイク品の販売業者を告訴しました。

AIR MAXのスポーツシューズとしての画期性

すでにバスケットシューズで大きな市場を獲得し、スポーツシューズ分野を代表する企業となっていたナイキにとって、AIR MAXはスポーツシューズを進化させた新たな試みでした。

目論見は見事に的中し、AIR MAXはエアの可視化という斬新なデザインと軽量性・通気性などユーザーのあらゆるニーズに応えた「ハイテクシューズ」としての地位を確立します。

そして、ハイテクシューズを履いた万人の運動能力が向上するというプロモーションまで打ち出すようになりました。

根拠の薄いプロモーションとの指摘もありましたが、初期のAIR MAX1　AIR MAX90　AIR MAX95などはハイテク感満載です。

AIR MAXはスポーツシューズからカジュアルシューズへ

AIR MAXの歴史で、スポーツシューズからカジュアルシューズへの明確な転換は2018年のAIR MAX270のリリースからといわれています。

それまでも新たなモデルをリリースするたびにファッショナブルなデザインで注目を集めていたのですが、あくまでもスポーツシューズ仕様としてのファッション性でした。

けれどもAIR MA270は、普段履きを意識した落ち着いたデザインとAIR MAX史上最大容量のエアによるソフトな履き心地で好調な売れ行きを示します。

AIR MAX270のエア容量を更新したAIR MAX720も発表され、デザインはいっそう多様化し販路も広がりました。

現在のAIR MAXはストリートファッションとの相性のよいデザインが増え、日常のさまざまなシーンに定着しています。

選びやすいAIR MAXの人気モデル7選

AIR MAXはスポーツ性重視のデザインからカジュアル性の高い作品まで多種多様です。

その中から代表的な人気モデルを7選しました。

それぞれ微妙に特徴が異なるので、用途に応じて選択するとよいでしょう。

ブームのリードオフマンAIR MAX95

1995年に発売されたことからAIR MAX95と呼ばれています。

日本でのスニーカーブームの火付け役であり「エアマックス狩り」を引き起こしたスニーカーとしてあまりにも有名です。

初めてフォアフットにビジブルエアを搭載したモデルとして注目を集めました。

人間の骨格と筋肉の付き方がモチーフのデザインは躍動感に満ち、シューズそのものの生命力さえ感じさせます。

汚れが目立たないグラデーションカラーとメッシュ素材の採用で通気性も抜群です。

デザイン、機能性ともにAIR MAX屈指のモデルとして、発売から30年近く経た今なお高い人気を誇ります。

個性重視のファッショナブルハイテクAIR MAX97

AIR MAX97は、1997年に発売されたことから命名されました。

有機性を帯びた近未来的デザインの外観から「サイバーマックス」の通称で親しまれています。

デザイナーはクリスチャン・トレッサ―です。

日本の新幹線とマウンテンバイク、水の波紋からイメージしたというデザインは流れるようなサイドラインが特徴で、ところどころに小さなスウッシュロゴが配置されています。

ミッドソールの全面に搭載されたビジブルエアは圧倒的なクッション性を実現、近未来的デザインのハイテクスニーカーとして不動の地位を築きます。

豊富なカラーバリエーションは、ホワイトやブラックはもちろん、カラフルな色調まで幅広いのが特徴です。

コーディネートのワンポイントとして抜群の個性を発揮できるでしょう。

お洒落さとクッション性を兼ね備えた隠れ逸品AIR MAX PLUS

「マップラ」とも呼ばれ親しまれているAIR MAX PLUS（エアマックスプラス）は1998年にリリースされました。

当初はアメリカの大手スポーツショップ限定販売でしたが、人気に火が付いたため販路は広がっています。

スニーカーファンの間では知る人ぞ知るAIR MAX隠れ逸品といわれています。

特徴は、ミッドソールのエアの中にチューンドエアと呼ばれる耐衝撃性に優れたクッショニングシステムを採用している点です。

半球状のプラスチック樹脂を組み合わせることにより、ワンランク上のクッション性を実現しています。

アッパー部分は波型のパーツとメッシュとの組み合わせ、斬新なデザインでハイテク感に溢れています。

スポーツシーンをお洒落にエンジョイしたい方にピッタリのAIR MAXです。

飛べるかもしれないナイキ史上最軽量AIR VAPOR MAX

初代AIR MAX発売から30周年を記念して2017年3月26に発売されたのがAIR VAPOR MAX（エアヴェイパーマックス）です。

ナイキ史上最軽量の約275g、空中浮遊感覚の履き心地と多彩なデザインで人気を集めています。

AIR VAPOR MAXはフォアフットからヒールまで、エアとミッドソール・アウトソールを一体化することにより軽量化を実現しました。

アッパーには通気性と伸縮性に富んだフライニットを採用しています。

軽さと柔軟性という点ではAIR MAXシリーズ最高作品といえるでしょう。

フォルムのインパクトと、サッカースパイクのようなエアユニットが特徴、奇抜なデザインの派生モデルが多数リリースされています。

スポーツシーンでのお洒落はもちろん、ストリートファッションのアクセントとしても効果絶大なAIR MAXです。

ふわり空中散歩感覚のAIR MAX270

2018年に発売されたAIR MAXモデルです。

ヒールに270°のビジブルエアを搭載していることからAIR MAX270と命名されました。

常に革新的なモデルを発表してきたAIR MAXシリーズの中でも、AIR MAX270はこれまでのAIR MAXとは一線を画します。

従来のAIR MAXがランニングシューズとしての機能性優先であったことに対し、初めて普段履きのライフスタイルシューズとして開発されました。

ナイキ史上最大のエア容量と話題になった厚さ32mmの大容量エアソールは、抜群のクッション性と柔らかい履き心地を実現、ふわり空中散歩気分を味わえます。

アッパー部分の素材はフライニットとエンジニアードメッシュの2種類、随所にスウッシュがさりげなく配置され自己主張も控えめです。

他のAIR MAXに比較すると落ち着いたデザインであり、あらゆるシチュエーションで活躍できるモデルです。

クッション性抜群の近未来シルエットAIR MAX720

AIR MAX270に続いて2019年に発表されたのがAIR MAX720です。

AIR MAX270の厚さ32mmを上回る38mmのエアソールを搭載し最大エア容量を更新、圧倒的なクッション性を実現します。

名前の由来は、縦横全方位360度のどこからでもエアユニットが見えること、360°の2倍が根拠となっています。

アッパーデザインは光の角度によって色合いが変化する独創的なデザイン、ソールの全方位エアユニットとあわせた近未来感が特徴的です。

前作のAIR MAX270と同様、スポーツシューズからカジュアル性重視への転換期ともいえる逸品、モダンファッションとの相性が抜群です。

手軽に買えるエアマックスがあった！AIR MAX INFINITY

AIR MAX INFINITY（エアマックスインフィニティ）は税抜きで1万円を切るというAIR MAX史上最安のコスパを実現しています。

安価ではありますが、メッシュとレザーのミックス素材により高級感を醸し出し、AIR MAXならではのクッション性も健在、他シリーズと遜色のないビジュアルと機能性です。

ストリートファッションはもちろん、カジュアルや軽いフォーマルなど日常のあらゆるシーンに自然に履けるAIR MAXです。

スニーカーが高値取引の対象に？

消耗品としてのイメージが強いスニーカーですが、過去に高値取引された事例があります。

海外オークションにおいて、マイケル・ジョーダンが試合で使用していた「エア・ジョーダン」が約7,800万円で落札されたり、グラミー賞授賞式でカニエ・ウェストが履いていた「ナイキ・エア・イージー」に約2億円の値が付いたりしました。

1990年代に日本で起こった「AIR MAX狩り」もまた、希少性と価格高騰が招いた悲劇といえます。

当時は数十万円での売買が多く、バイヤーはかなりの利益を得ていたといいます。

スニーカーは芸術品でもある

スニーカーは、あらゆるシューズの中でもひときわ特異な進化を遂げた履物といえます。

なぜなら、スポーツシューズとしての機能性を追求しつつ、機能に相応しくかつ有機的な、人間的な要素をふんだんに取り入れてきたからです。

スニーカーこそは科学技術と有機性・人間性の融合した芸術作品といえるでしょう。

AIR MAXの持つフォルムの近未来的な美しさは、眺めているだけで圧倒的な機能性と使用感のよさを想像させてくれます。

未来永劫に遺したいスニーカーです。

スニーカーを高く買取してもらうには

スニーカーを高く買取してもらうには、次の3つに留意しましょう。

履き物だから使用感やむなし、という考えでは買い手を見つけるのは困難でしょう。

ウェットティッシュで拭きとるだけでも買取価格は変ってきます。

さらに、箱や替え紐など付属品が揃っていると高価買取の対象となります。

普段から付属品も合わせて大切に扱うことはもちろん、オークション出品の写真撮影、買取店への持ち込み前に、しっかりと掃除しておきましょう。

買取店の場合は、複数店舗に相談して比較することが大前提です。

AIR MAXがスニーカー投資におすすめな理由

1990年代の「AIR MAX狩り」のような熱狂的な時代が再びやってきそうな気配です。

その理由は「投資立国」を宣言する政府の後押しと、圧倒的な物価高騰やパンデミック・戦争など、不安要素だらけの日常への備えがあります。

多くの国民が、現状の賃金で将来に備えられるのだろうかと、あらゆる資産運用術を試みています。

株や暗号資産と違い、スニーカーなどは決してゼロになることはありません。

AIR MAX信者ともいえる熱狂的なファンが多いのも事実です。

出荷数の少ないモデルや店頭で見かけなくなったAIR MAXの希少性が増し、価格がまた高騰しつつあるようです。

希少性に価値を見いだす方、転売目的で購入する方が増えています。

まずは自分に相応しいAIR MAX選びから

AIR MAXは高価なものも多いですが、そうでない商品も多数あります。

ただし、偽物も出回っているため注意が必要です。

まずはご自分に合うAIR MAXを購入しましょう。

ご自分で使用して履きつぶすもよし、鑑賞して楽しむもよし、オークション出品のタイミングを計るもよしです。

AIR MAXの魅力は、シューズとしての機能性はもちろん、さまざまな楽しみ方ができる点です。

マネートレンドnaviでは、AIR MAXに関してのより詳しい情報を配信しています。

AIR MAXの購入や販売について、より深く知りたい方はぜひ、マネートレンドnaviの公式LINEをご覧ください。