【ランキング形式】バンクシーの高額落札作品6選を紹介!高額の理由も考察

バンクシー作品 値段

正体不明のアーティストとして、バンクシーの名前を耳にしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

実はバンクシーの作品は、かなり高額な価格で落札されていることで有名です。そこで今回は、バンクシーの高額落札作品をランキング形式で紹介していきます。

いずれの作品もバンクシーを語る上では欠かせないものであるため、必見の内容です。本記事を最後まで読んで、世界的に注目を集めるバンクシーの作品について理解を深めましょう。

目次

バンクシーとは?

バンクシーとは、世界中の至る所にアートを描くストリートアーティストです。しかし人目に触れることなく作品を残していくため、「覆面アーティスト」として全世界から注目を集めています。

彼の絵画は、アート界においてトップレベルの売上を誇るほどです。数多くの作品が10億円以上の価格で取引されており、現代のアート界を語る上では欠かせない人物といえるでしょう。

バンクシーの正体については、以下の記事で詳しく解説しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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バンクシーの高額落札された絵画6選

では早速、バンクシーの高額落札された作品を見ていきましょう。高額なものから順にランキング形式で紹介していますので、ぜひじっくりとチェックしてみてください。

今回ご紹介するバンクシーの作品は、下記の通りです。

  • Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)
  • Game Changer(ゲームチェンジャー)
  • Sunflowers from Petrol Station(ガソリンスタンドのひまわり)
  • Devolved Parliament(退化した議会)
  • Show Me the Monet
  • Forgive Us Our Trespassing(不法侵入をお許しください)

Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)

Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)
画像:https://www.harpersbazaar.com/jp/culture/arts/g31462313/who-is-banksy-200313-hns/?slide=9

この作品は2018年10月にサザビーズにて出品された際、104万2,000ポンド(約1億4,200万円)で落札されました。しかしこの時点では、作品名は「Girl with Balloon(風船と少女)」でした。

驚くことに落札が決まった瞬間、額縁に仕掛けられたシュレッダーが作動し、作品の半分近くが細断されたのです。オークション中に作品が制作・破壊されたとして、この出来事は話題を呼びました。

その後バンクシーは、作品名を現在の「Love is ins the Bin(愛はごみ箱の中に)」に変更。2021年10月にサザビーズにて再度出品され、1,858万ポンド(約28,9億円)で落札されました。

オークション中の一連の出来事も相まって、現在でもバンクシーの作品の中で落札額はトップを記録しています。

Game Changer(ゲームチェンジャー)

Game Changer(ゲームチェンジャー)
画像:https://theartofbanksy.jp/

この作品は2020年5月、コロナウイルスの感染拡大に際してバンクシーがイギリスのサウサンプトン大学病院に寄贈したものです。

同病院は作品をしばらく飾った後、2021年3月にクリスティーズのオークションに出品。1670万ポンド(約25億円)で落札されました。

作品を見てみると、ごみ箱の中にバットマンやスパイダーマンの人形が捨てられている傍らで、少年はマスクをした看護師の人形で遊んでいます。

これはバンクシーが医療従事者への感謝とリスペクトのメッセージを込めて作られた作品であると言われています。

Sunflowers from Petrol Station(ガソリンスタンドのひまわり)

Sunflowers from Petrol Station(ガソリンスタンドのひまわり)
画像:https://theartofbanksy.jp/

こちらはゴッホの代表作である「ひまわり」をオマージュした作品です。

2021年11月にニューヨークで開催されたクリスティーズのオークションにて、1,455万8,000ドル(約16億4,287万円)で落札されました。

ゴッホの生命力溢れるひまわりを枯らすことで、芸術と自然が消費社会によって破壊されていることを表した作品です。

Devolved Parliament(退化した議会)

Devolved Parliament(退化した議会)
画像:https://theartofbanksy.jp/

こちらは2019年10月に、サザビーズにて約990万ポンド(約13億円)で落札されました。

この作品は、イギリスがEU離脱期限の目前で混乱した議会を描いたものです。絵をよく見ると、議会に参加する議員たちはみなチンパンジーです。居眠りしているものや空き瓶で遊ぶもの、考え込むものなど、様々な様子のチンパンジーが描かれています。これは実際の議員たちの様子を、皮肉混じりに表現しているのです。

この議会は、議員たちが強い言葉をかけ合い、暴力的なシーンもあったことで知られています。そんな議会の様子を、バンクシーは「退化した議会」と称して揶揄しているのです。

Show Me the Monet

Show Me the Monet
画像:https://theartofbanksy.jp/

この作品は2020年10月に行われたサザビーズのオークションにて、755万1,600万ポンド(約10億3,500万円)で落札されたものです。

印象派の画家であるモネの「睡蓮の池」をオマージュした作品として知られています。以下のモネの作品と見比べてみると、そのオマージュがよく分かります。

睡蓮の池
画像:https://www.artpedia.asia/show-me-the-monet/

ただバンクシーの作品は、モネの自然豊かで美しい世界観を破壊するように、交通のコーンやショッピングカートなどが池の中に描かれています。これは現代の不法投棄を比喩的に表現しているのです。

Forgive Us Our Trespassing(不法侵入をお許しください)

Forgive Us Our Trespassing(不法侵入をお許しください)
画像:https://theartofbanksy.jp

この作品は2020年10月に香港で開催されたサザビーズのオークションにて、640万ポンド(約8億9,600万円)で落札されました。

予想落札価格は約3億円前後であったのに対して、その4倍以上の価格で落札。バンクシーの作品の凄さが伺えます。

こちらは143.1×143.4センチと、かなり巨大であることが大きな特徴です。バンクシーの作品の中では最も大きな作品となります。

同作品は2011年に、「子どもたちにアート作品を創作してもらう」ことを目的としたプロジェクトの一環で、ロサンゼルスの学校の生徒100人以上と一緒に制作されました。

絵の下部に描かれている、跪く少年はバンクシーのモチーフの中でもポピュラーなものです。

なぜバンクシーの作品は高額で落札されるのか?

バンクシーの作品がここまで高額で取引されることに疑問を持つ方も多いかもしれません。高額落札には、様々な要因があります。

ここではバンクシー作品に高い値がつく理由について解説していきましょう。

オークション中のシュレッダー事件

先述した通り、元々「Girl with Balloon(風船と少女)」という名称だった作品が、オークション中にシュレッダーにかけられたことで「Love is in the Bin(愛はごみ箱の中に)」という作品に変わったことは有名なエピソードです。

さらに同作品はバンクシーの作品の中でも、最も高額落札されたものとしてランクインしています。

このことから、作品の素晴らしさに加えて、他に見ない斬新なストーリーがバンクシーの作品の価値を底上げしていると考えられます。

他のものでは替えがきかない「唯一無二のものであること」が作品の希少価値を高め、価格を上げているのです。

「世界一眺めが悪いホテル」などのプロジェクト

バンクシーは作品の制作の他にも、様々なプロジェクトを行っています。

その一つとして有名なのが、「世界一眺めが悪いホテル」です。このホテルはバンクシーが手掛けたホテルとして、世界中から観光客が訪れています。

パレスチナの分離壁の目の前に建てられており、ホテルの正式名称は「The Walled Off Hotel(ザ・ウォールド・オフ・ホテル)」です。

このホテルを建てた際にバンクシーは、「眺めが悪いにもかかわらず、有名というだけで多くの人が訪れるだろう」と皮肉をこぼしていたとされています。

絵画以外にも様々なクリエイティブな活動をしていることも、バンクシーが注目を集める理由の一つです。人は人気のものや話題性のあるものに惹かれる性質があるため、このような活動もバンクシー作品の価値が高まる要因として考えられます。

バンクシー公式の真贋認証機関であるペストコントロールを設立

バンクシーの知名度が上がり始めた頃から、偽物作品が多く出回るようになりました。そこで2008年に「ペストコントロール」というバンクシー独自の作品認証機関が設立されました。

認証機関が設立されると、作品の信頼度が高まります。その結果、バンクシーの作品の価値も正式に証明されて価格が高額になったという見解もあります。

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バンクシーの本物の作品を購入するには?

バンクシーの作品には偽物品も出回っているため、本物かどうかをしっかりと見極めることが重要です。本物の作品を購入するために、以下のポイントに気を付けましょう。

  • エディショナルナンバーやサインが付いているか確認する
  • ペストコントロールで認定されたものを購入する
  • バンクシーを取り扱うギャラリーに行く

バンクシーの作品を取り扱うギャラリーは、日本にもいくつかあります。翠波画廊靖山画廊などがその一例です。

本物の作品を扱うギャラリーでは、ペストコントロールの認証が付属していることが多いです。そのため、認証などをしっかりとチェックするようにしましょう。

バンクシーの絵画に関するよくある質問

最後に、バンクシーの作品に関するよくある質問をご紹介します。質問は以下の2つです。

バンクシーのレプリカ品を購入することは可能?

可能です。

レプリカ品は一般的に、「原画が高額で手が出せない人向け」といった位置付けです。趣味や鑑賞用としてのみの使用であれば、レプリカ品でも問題ないでしょう。

絵画投資としての活用をお考えであれば、本物の作品を購入することがおすすめです。

広島でバンクシーの版画展があったことについて知りたい

広島での版画展は2022年5月に行われ、展示販売されました。

展示されたリプロダクション品は約30点。イギリスの「WEST COUNTRY PRINCE(ウェスト カントリー プリンス)が同等の手法で制作したものです。いずれの作品も、バンクシーの初期の版画作品でした。

【まとめ】バンクシーの絵画は絵画投資におすすめ

今回は、バンクシーの高額落札品を紹介しました。

バンクシーは正体不明でありながらも、今や世界的に活動するアーティストです。彼の作品はかなり価値が高く、今後もその価値が上昇し続けることが期待されます。そのため、投資の対象としてもおすすめであるといえるでしょう。

絵画を鑑賞して楽しむ他に、資産運用の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。当サイトでは、絵画投資など、資産運用の情報を随時ご紹介しています。興味のある方は引き続き他の記事もチェックしてみてください。

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