日本の金貨一覧!古銭から記念金貨までの紹介と取引のノウハウ

日本の金貨

日本の金貨をアンティークコイン市場で見かけることはあまりありません。

そのため、人気がないのでは?とか、価値が低いのでは?と思っている方もいるのではないでしょうか?

ところが実情は真逆、希少性が高く高価すぎて市場になかなか出回らないのが現状です。

日本の金貨は海外での人気が高く、1億円超の価格で落札された天正大判を始め数千万円の慶長大判、明治時代から昭和初期にかけて発行された流通金貨なども高額取引されています。

ここでは日本の金貨一覧を紹介し、取引のノウハウを解説します。

日本の金貨の歴史についても触れているので、読み終える頃にはちょっとした日本金貨通になっているでしょう。

どうぞ本記事を読んで日本金貨の知識を蓄え、資産運用にお役立てください。

目次

日本の金貨がスイスで1億数千万円~天正菱大判金貨~

一枚の金貨の価格が1億円を超えるケースは、アンティークコインのオークション史上でもそう多くはありません。

その稀なケースが日本の「天正菱大判金貨」、16世紀に発行された希少な金貨です。

現存枚数わずか6枚といわれる「天正菱大判金貨」が、スイスの老舗オークションハウスHess Divoにおいて、約1億4,190万円で落札されたのは2015年5月22日のことでした。

その後、別の「天正菱大判金貨」が2021年4月6日の香港で開催された「ピナクル(頂点)コレクション」というオークションにかけられ、約2億1,312万円で落札されています。

残り4枚のうち、3枚は「日本銀行貨幣博物館」と「東京国立博物館」、大阪の「造幣博物館」の収蔵品となっています。

あと1枚の行方が気になるところです。

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日本初の金貨は「開基勝宝(かいきしょうほう)」

日本で最初の金貨は飛鳥時代に発行された「開基勝宝(かいきしょうほう)」といわれています。

淳仁天皇治世下の天平宝字4年(760年)、政権を主導していた太師・藤原恵美押勝の命により鋳造されました。

同時期に発行された大平元宝(銀銭)10枚分、万年通宝(銅銭)100枚分との交換比率を設定し、試験的に発行されたと考えられています。

現存する「開基勝宝」はわずか32枚、いずれも重要文化財として東京国立博物館に収蔵されています。

日本初の流通金貨といわれる甲州金とは

日本で最初に流通金貨として普及したのは、戦国時代に甲斐国(現在の山梨県周辺)で使われていた甲州金です。

甲州金とは、戦国時代の甲斐国の武将、武田信玄公の命によって鋳造された金貨です。

整備された貨幣制度のもと、16世紀初頭から江戸時代末期までの約300年間にわたって流通しました。

それまでの貨幣が金銀の含有量や重さによって価値を決める秤量貨幣(ひょうりょうかへい)であったことに対し、甲州金は現在の日本円のように金貨に刻まれた額面で価値が決められる計数貨幣での発行となりました。

そのため、秤量貨幣のように品位が不安定になることなく、長期にわたって安定的に流通したとみられています。

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日本初の記念金貨は「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」

日本で最初に記念金貨が発行されたのは1986年(昭和61年)、昭和天皇の在位60年を記念しての「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」です。

「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」は、10万円の額面に対し金の含有量がわずか20gという品位で発行されました。

金の含有が少なかったため、模造が容易で大量の偽造金貨が出回り市場が混乱しました。

多くの被害者が出たこのニュースは、今でも語り草になっています。

金の含有量が少なかった理由は、政府が金貨の発行による財源確保を目論んだとの説があります。

通常の金貨は製造コスト以下の額面で発行され、品位や諸経費・希少性などが加味されて販売価格が決定されます。

しかしながら「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」は額面の半分にも満たないコストで大量に製造され、額面通りの価格で販売されました。

偽造金貨を作って売った人の悪意はもちろん、コストをケチった政府にも批判が集中したのはいうまでもありません。

日本の金貨と古銭・アンティークコインの違いとは

金貨とは、主に金を原料とした貨幣です。

古銭(こせん)とは古い銭、つまり今より古いお金すべてを指します。

アンティークコインの定義は、100年以上前に発行されたコインです。

つまり、金貨は成分由来の呼称であり、古銭・アンティークコインは時間を基準とした呼び名です。

アンティークコインは100年以上前と定義づけられていますが、明確な区分はありません。

古銭とほぼ同義と考えてよいでしょう。

日本の古い金貨は古銭でもアンティークコインでもあり、市場で高い人気を博しています。

近年の日本の金貨は、皇室関連やオリンピック記念金貨の発行が相次いでいます。

過去を教訓に、収集型金貨としてコストをかけて偽造防止も施されています。

やがて古銭、アンティークコインと呼ばれてマニア垂涎の一枚となる日が来るでしょう。

【日本の金貨おすすめ一覧】甲州金からオリンピック記念金貨まで

日本の金貨について、初の金貨といわれる「開基勝宝」を除いた「甲州金」から現代の記念金貨まで網羅してご紹介します。

参考価格の情報元が多様になるため、提示額と現実的な価格に差が生じる場合があります。

何卒ご了承ください。

甲州金

武田信玄の命によって鋳造され300年もの長期にわたり市井に流通した甲州金。

ゲームアプリ「刀剣乱舞」で使われる通貨としても有名です。

鋳造法の違いにより1695年以前を古甲金、1695年以降を新甲金と分類されます。

比較的高額で取引されるのは古甲金ですが、大量に発行され続けたため発行年や保存状態によって価格に大きな開きがあります。

希少性の高いエラーコイン(たまたま刻印がずれたりしたコイン)などが数百万円で売買される反面、流通量の多い糸目金は千円から1万円というのが市場相場です。

新甲金はさらに流通量が多く、現代の市場を賑わすほどの価格には至っていません。

もちろん将来的に価値が増す可能性はあります。

天正大判

天正大判とは、16世紀末から17世紀にかけて豊臣秀吉の命によって造られた世界最大級の金貨です。

下記のような3つの種類があり、いずれも有数の高額取引コインとして世界中の注目を集めています。

品名発行年発行枚数参考価格
天正菱大判1588年約40,000枚7,000万~1億円
天正長大判1595年約55,000枚2,000万~2,500万円
大仏大判1608年約40,000枚1,000万~1,500万円

天正菱大判は、いわずと知れた現存枚数6枚の億単位で取引される金貨です。

天正長大判は長径17cmの超大型金貨で世界最大といわれています。

大仏大判は秀吉の跡を継いだ豊臣秀頼が、京都にある方広寺大仏殿の再建費用として発行したため「大仏大判」と呼ばれるようになりました。

いずれも大型の金貨で重さ165g、金の含有率73.84%という圧倒的な輝きを持ち、豪華絢爛の桃山時代を象徴する金貨です。

慶長大判

慶長大判とは、江戸幕府を開いた徳川家康の命によって発行された金貨です。

1601年から1695年にかけて発行され、総鋳造枚数は16,565枚といわれています。

主に贈答や恩赦用に用いられ、まれに流通した場合は金含有量に応じた価格で両替されていました。

慶長大判には下記3種類があります。

品名発行年品位特徴参考価格
慶長笹書大判1601~1695年金672銀294雑34墨書きを元にした花押が花押が笹の葉に見えることから、笹書と呼ばれている1,000~2,500万円
慶長大判金1601~1695年金672銀294雑34慶長笹書大判以外の慶長大判500~1,500万円
慶長大判(明暦判)1658~1695年金672銀294雑341657年の明暦の大火によって溶けた大判を鋳造し直した金貨400~1,300万円

慶長大判の中でも「慶長笹書大判」は美術的価値が高く、世界中のコインコレクター垂涎の的となっています。

天正大判と並ぶ、日本を代表する金貨です。

天保五両判金

天保五両判金とは、1837年から1843年の天保年間に発行された五両の額面の小判型金貨をいいます。

世にいう天保の飢饉の時代であり、幕府の財政再建の一環として発行されましたがさほど流通せず、発行枚数34,455枚、わずか6年で通用停止となりました。

それがかえって希少性を増し、今日の高額取引につながっているのは何とも皮肉な話です。

発行枚数の少なさ、流通による棄損が少ない点、何より84.29%の高い金品位が人気を集めています。

発行年額面重さサイズ品位参考価格
1834~1843年五両33.75g51 × 89mm金84.24%185万円

万延大判金

徳川幕府が万延時代(1860年〜1862年)に発行した最後の大判金貨が「万延大判金」です。

「万延大判金」にはたがね打と、のし目打の2種類があります。

表面の波線のような模様の付け方の違いであり、たがね打は手作業のため限られた枚数しか造られていません。

「万延大判金」全体としての発行は、わずか3年間で17,079枚のみです。

その中でも「たがね打」は極めて希少性が高く、高額取引される日本金貨の一枚です。

発行年額面重さ品位参考価格
1860~1862年十両112.4g金36.35%銀62.95%雑0.70%340万円

1円金貨

1871年(明治4年)に公布された新貨条例により発行されたのが1円金貨です。

1円金貨には通常版と呼ばれる明治4年銘の金貨と、その後に発行されたひと回り小さな縮小版とがあります。

縮小版は明治7年・9年・10年・13年、そして明治25年に鋳造されました。

通常版より小さいにもかかわらず、発行枚数が少ないため高額取引の対象となっています。

中でも明治10年銘と明治13年銘、明治25年銘は現存枚数が少ないため1千万円以上で取引される金貨もあります。

品位発行年重さ直径品位参考価格
1円金貨通常版1871年1.67g13.51mm金900銅1004万~50万円
1円金貨縮小版1874年1876年1877年1880年1892年1.67g12.12mm金900銅10045万~1,050万円

2円金貨

1円金貨とほぼ同じ時期に発行された2円金貨、サイズは1円金貨よりひと回り大きく、表面には龍の図が描かれています。

2円金貨も通常版と縮小版の2種類に分けられます。

2円金貨全体としての発行枚数は88万3293枚ですが、縮小版は明治7年・9年・10年・13年、そして明治25年に分けてそれぞれ数十枚から数百枚発行されたに過ぎません。

そのため現代のコイン市場では、10年に1度出品されるかどうかといわれるほど希少性の高い金貨です。

コインマニア垂涎の一枚として、高値が付いているのはいうまでもありません。

品名発行年重さ直径品位参考価格
2円金貨通常版1871年3.33g17.48mm金900銅100114万円
2円金貨縮小版1874年1876年1877年1880年1892年3.33g16.97mm金900銅1002,000万円

5円金貨

5円金貨は通常版と縮小版の他、1897年(明治30年)から1930年(昭和5年)にかけて発行された新5円金貨があります。

5円金貨は、同時期に発行された他の額面の金貨に比べて発行枚数が多い点が特徴です。

そのため、さほどの高額にはならず、コイン市場では入手しやすい傾向にあります。

新5円金貨ともなると、量目が旧5円金貨の半分ほどになるため市場での評価はさらに下がります。

しかしながら、昭和5年銘の新5円金貨だけは現存数が少ないため、高額で取引されています。

品名発行年重さ直径品位参考価格
5円金貨通常版1871年8.33g23.84mm金900銅1005万円~
5円金貨縮小版1874年1876年1877年1880年1892年8.33g21.82mm金900銅10010万円~
新5円金貨1897~1930年4.17g16.96mm金900銅1002万円~500万円(昭和5年銘)

10円金貨

画像の左側が「旧10円金貨」右側が「新10円金貨」です。

10円金貨は明治4年・明治9年・明治10年・明治13年に発行された旧10円金貨と、明治30年以降に発行された新10円金貨に分けられます。

旧10円金貨と新10円金貨の違いは表面のデザイン、旧金貨には加納夏雄氏による龍の図柄がデザインされ、新金貨には縦書きの「十圓」の文字が刻まれています。

旧10円金貨のうち、明治10年銘はわずか36枚の発行となったため極めて高い希少性を持ちます。

次いで明治13年銘が136枚、どちらも1千万円以上での取引実績があります。

品名発行年重さ直径品位参考価格
旧10円金貨1871年1876年1877年1880年16.66g29.42mm金900銅1005万~1200万円
新10円金貨1897~1904年1907~1910年8.33g21.21mm金900銅1005千~250万円

20円金貨 

20円金貨も1897年(明治30年)の貨幣法制定を境に旧20円金貨と新20円金貨に分けられます。

10円金貨同様、表面のデザインの「龍」と「二十圓」となっているため一目瞭然でしょう。

旧20円金貨は日本の金貨の中でもっとも高い希少性を持つといわれ、コインマニア垂涎の一枚となっています。

特に1877年は29枚、1880年には103枚しか発行されておらず、市場価格1,000万円を超えることは珍しくありません。

新20円金貨は、昭和時代になって発行されたものが希少性が高く比較的高額で取引されています。

品名発行年重さ直径品位参考価格
旧20円金貨1870~1897年33.33g35.06mm金900銅10080万~1,500万円
新20円金貨1897年1904~1920年1930~1932年16.97g28.79mm金900銅1001万~600万円

天皇陛下御在位60年記念10万円金貨と皇室関連金貨一覧

「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」のうち、1987年(昭和62年)に発行されたプルーフは発行枚数が少ないため、比較的高額で取引されています。

20〜40万円で推移している今が買い時かも知れません。

その後の皇室関連の記念金貨は以下の通りです。

名称発行年重さ直径品位参考価格
天皇陛下御即位10万円金貨1990~1991年30g33mm1,00015万円
皇太子殿下御成婚5万円金貨1993年27g18mm1,0007万5千円
天皇陛下御在位10年1万円金貨1999年20g28mm1,00015万円
天皇陛下御在位20年記念1万円金貨2009年20g28mm1,0008万円
天皇陛下御在位30年記念1万円金貨2019年20g28mm1,000
天皇陛下御即位記念1万円金貨2019年20g28mm1,000

金貨に金の相場が反映されるのは当然ですが、コインの場合はさらに付加価値が付くためインゴット(金塊)を購入するより投資効果は高いでしょう。

2020東京オリンピック・パラリンピック記念金貨

世界がコロナに見舞われすったもんだの末、1年の延期の後に開催された東京オリンピック・パラリンピック競技大会。

閉幕後も不祥事が発覚し、オリンピック・パラリンピックに対して考えるきっかけを与えてくれた大会でもありました。

周囲の喧騒をよそに猛暑の東京で見事なパフォーマンスを披露し、感動を与えてくれたアスリートの姿が今でも目に焼き付いているという方は多いことでしょう。

あらゆる競技における選手たちの雄姿をデザインした記念金貨は4回に分けて発行されています。

今後、2020東京大会の意味を振り返るうえでも貴重な金貨といえます。

金相場の動向と共に注視しておくべきでしょう。

発行年額面重さ直径参考価格
東京2020オリンピック競技大会記念金貨2020年1万円15.6g26mm19万円~

その他の日本記念金貨一覧

その他の日本の金貨について一覧表で紹介します。

名称発行年額面重さ直径参考価格
長野オリンピック冬季競技大会金貨1997年1万円15.6g26mm22万円~
FIFAワールドカップ金貨2002年1万円15.6g26mm15万円~
日本国際博覧会金貨2004年1万円15.6g26mm17万円~
東日本大震災復興事業記念金貨2015年1万円15.6g26mm15万円~
ラグビーワールドカップ日本大会記念金貨2019年1万円15.6g26mm25万円~
郵便制度150周年記念10,000円金貨2021年1万円15.6g26mm20万円~
近代通貨制度150周年記念10,000円金貨2021年1万円15.6g26mm20万円~

価格はコインショップやオークションサイト、買取店などの情報を参考としているため基準が一定とはいえません。

しかしながら、いずれも額面以上で取引されているのは、コインの価値に加えて金高騰の影響もあると考えられます。

金相場の動向にも留意しておきましょう。

日本の金貨|取引のノウハウと注意点

日本の金貨の取引方法は、基本的にアンティークコインと同じなのですが古銭市場やリサイクルショップ、買取店による参入が多いため選び方によって価格が大きく変わってきます。

ここでは、日本の金貨を買う方法と保存方法、そして売る際の注意点について解説します。

日本の金貨|購入できる場所

日本の金貨を購入できるショップやサイトは多数あります。

しかしながら、ショップによっては取り扱う金貨の種類が異なる場合もあります。

以下は金貨の種類と対応するショップの関係です。

地金型金貨百貨店・貴金属店
収集型金貨コイン専門店
通貨型金貨造幣局

インターネットのオークションサイトではすべての種類の金貨が出品されていますが、偽物も出回るので注意が必要です。

実績のあるショップ、信頼できる方への相談、何より予算の範囲での購入を心掛けましょう。

金市場の高騰と共に日本の金貨の価値も上昇傾向にあります。

タイミングを逃さないよう、小まめな情報収集が必要です。

日本の金貨|保管時の注意点

金貨は変化しにくい特性を持つため、保管時に過剰なクリーニングは控えましょう。

もちろん誇りや汚れのない美しい状態が望ましいのですが、安易なクリーニングは却って金貨の価値を損ねてしまいます。

事実、研磨剤の入った洗剤でクリーニングしたり洗い布で拭いたりして傷がついたために価値が下がったケースが少なくありません。

特に古銭と呼ばれる日本の金貨の場合、汚れにも価値が付くことがあるので専門家に相談した方が賢明です。

しかしながら、過剰な劣化もまた価値を下げる要因となります。

最低限の措置として専用ケースや保存ホルダーでの保管、埃が付いたらエアーで吹いたり柔らかい布で軽く拭き取るくらいのメンテナンスはしておきましょう。

日本の金貨|売却時の注意点

日本の金貨の取引でもっとも注意点したいのが売却時です。

以下、要点を列記します。

  • 銀行では額面通りにしか交換しない
  • 買取業者の査定は市場価格の7~9割程度
  • 1枚で30万円を超えたら課税対象となる

以上を踏まえると、直接コインショップやオークションに出品するのが望ましいということになります。

日本の金貨は種類が多く、発行年の銘やデザイン・希少性によって価値が大きく変ってきます。

さらに金市場の相場も加味されるため、生半可な知識での査定は困難です。

したがって、日本の金貨は、専門性の高いコインショップか、専門の鑑定士のいるショップに売るのが賢明です。

必ず複数のショップやサイトで相見積りしてもらいましょう。

また、オークションサイトへの出品も選択肢の一つです。

まとめ|日本の金貨は需要が高く投資効果抜群!

外国のアンティークコインに目が向きがちですが、日本の金貨の価値の高さを改めて知らされます。

古銭とも呼ばれる「天正大判」や「慶長大判」、明治時代に発行された「旧20円金貨」など、世界に誇る日本の金貨の価値が今後どこまで上昇するのか楽しみです。

近年も、「天皇陛下御在位60年記念10万円金貨」での失敗を教訓として、さまざまな記念金貨を発行しています。

投資対象として購入するなら、物価高騰さ中の今でしょう。

日本の金貨についての詳しい情報はマネートレンドNaviで常時配信しています。

加えて、さまざまな投資・資産運用について広く深く、そして最新の情報を発信しているので、ぜひマネートレンドNaviの公式LINEをご覧になってください。

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