ラボグロウンダイヤモンド投資とは?メリット・デメリットを徹底解説

「ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの違いは何?」「ラボグロウンダイヤモンド投資って耳にするけど、メリットやデメリットを知りたい!」ラボグロウンダイヤモンドに興味を持たれている方の中には、このような疑問を感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、ラボグロウンダイヤモンドとはどのようなものなのか?また、ラボグロウンダイヤモンドの価格やブランド、ラボグロウンダイヤモンド投資についてのメリット・デメリットなどについて詳しく解説していきます。

ラボグロウンダイヤモンドについて気になっている方や、これからラボグロウンダイヤモンド投資を始めてみようと考えている方にとって有益なものとなっていますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ラボグロウンダイヤモンドとは

ラボグロウンダイヤモンドとは別名「合成ダイヤモンド」とも呼ばれており、ラボ(研究所や工房)で、人工的に作られたダイヤモンドです。

合成ダイヤモンドと言っても、天然のダイヤモンドとまったく同じ条件の下で作られていますので、構造・硬度・特性に至るまで天然ダイヤモンドと同一となっています。

科学的に「本物のダイヤモンド」として証明されていることから、新たな可能性に注目が集まっており、市場価値も急成長を遂げている宝石です。

SDGsが取り上げられている現代、サステナブルな商品が話題となることも多いですよね。

ラボグロウンダイヤモンドには地球環境に優しいという特徴があるため、より注目度が高まっています。

【注目】公式LINEでお得な情報をゲット!

マネートレンドNaviの公式LINEでは、アンティークコイン投資、コインパーキング経営、ダイヤモンド投資、ファクタリング事業投資を中心に投資・資産運用に関する情報を発信しています。

また、当社サービスに関する通知、商品の入荷状況の発信、おすすめ記事の紹介も行っています。

今ならLINE登録者限定で無料のオリジナル資料をプレゼント!チャット上で当社サービスについての質問・相談も受け付けております。登録は無料ですので、ぜひこの機会にご登録お願いします。

マネートレンドナビの公式LINEバナー マネートレンドナビの公式LINEバナースマホ用

ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの違い

天然のダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの違いとは何なのでしょうか。

ラボグロウンダイヤモンドは、構造や硬度・特性など、天然のダイヤモンドとまったく同じですので見た目で判別することはできません。

しっかりと違いを理解しておくと、購入時や投資の際にも大きなメリットとなります。

天然のダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの大きな違いは、次の3つです。

  • 作られる年月(時間)
  • 価格の違い
  • 地球環境への配慮(サステナブル)

それでは順番に確認していきましょう。

作られる年月(時間)

天然のダイヤモンドは、自然界の奇跡とも呼ばれる宝石です。

これは、何十億もの炭素の原石から生成されていることや、ダイヤモンドの結晶になるまでに数百万年〜数千万年の歳月が必要になるため。(地殻変動によって時間は異なる)

一方、ラボグロウンダイヤモンドはラボ(研究所や工房)で作られていますので、完成するまでの時間はわずか数週間。

天然のダイヤモンドと比較すると、かなり短時間だということがわかります。

価格の違い

天然のダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの大きな違い、2つ目は「価格」です。

ダイヤモンドは、非常に高価な事でも知られていますよね。

ダイアモンドが高い理由は、見た目の美しさや人気だけではありません。

採掘に莫大なコストと時間がかかることや、希少価値が高いことなどが挙げられます。

長い時間をかけて採掘した原石も、実際に商品として販売できるものは1割程度しかありません。

一方でラボグロウンダイヤモンドは、天然ダイヤモンドの1/2程度の価格で購入できます。

見た目はもちろん、構造・硬度・特性は天然ダイヤモンドと遜色なく、本物のダイヤモンドと証明されているので安心です。

今まで高価で手の届かなかったダイアモンドが低価格で購入できることもあり、結婚指輪や婚約指輪として購入する人も多い宝石となっています。

地球環境への配慮(サステナブル)

天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドの違い3つ目は、ラボグロウンダイヤモンドが地球環境に配慮(サステナブル)された宝石であることです。

天然ダイヤモンドは、ダイヤモンドが眠っているとされる場所で採掘作業を行う必要があります。

「採掘方法」にはいくつかの種類があり、シベリアや南アフリカでは「パイプ鉱床」の手法がメジャーです。

この採掘方法には、大規模な重機(機械)を使用することが多く、環境への配慮が怠る場合も。

また、ブラジルや西アフリカで主流の「パンニング」という手法は最も有名な採掘方法として知られています。

ザルのような器を持って川の底の砂利を掘り返し、川の水で砂を流しながらダイヤモンドの原石を見つける手法です。

一見、原始的な方法なので環境に優しいのでは?と感じてしまいますが、決してそうではありません。

ダイヤモンドの原石を見つけようと、数多くの住人たちが無理な採掘を行なっていたり、採掘前の状態に戻さずにその場を去ってしまいます。

その点ラボグロウンダイヤモンドは、採掘作業が必要ありませんので、サステナブルの観点からも大いに評価されているのです。

ラボグロウンダイヤモンドが買えるブランド5選

ラボグロウンダイヤモンド投資をする際に、ぜひ知っておきたいのが、実際にラボグロウンダイヤモンドを購入できるブランドです。

投資用のダイヤモンドは実店舗だけではなく、通販やネットオークション・ECサイトなど、さまざまな場所で購入することができます。

しかし、やはり「自分の目で確かめたい」という場合もあるでしょう。

ENEY(エネイ)

ENEY(エネイ)は2021年より、ラボグロウンダイアモンドを使用したジュエリー販売を始めたブランドです。

1919年に設立されており、株式会社松屋が運営しています。

実店舗は、東京都中央区銀座の「松屋銀座」店内にあり、ECサイトでもラボグロウンを購入することができるので便利。

ENEY(エネイ)では、ラボグロウンのカラーストーンを販売しており、価格は26,400円〜97,900円と手ごろな値段が特徴です。

SHINCA(シンカ)

SINCA(シンカ)は、株式会社今与が運営している、創業160年の老舗宝石店。

日本初の合成ダイヤブランドとしても有名です。

ラボグロウンダイヤモンドのラインナップが豊富で、価格帯もさまざま。

オンラインショップでは、33,000円〜627,000円のジュエリーが揃っています。

0.30ct以上のものについては、しっかりと鑑定書が付いていますので安心。(鑑定書の再発行は不可)

実店舗は、下記の4店舗となっています。

  • SINCA銀座:東京都中央区銀座2-8-19
  • IMAYO京都御池店:京都市中京区御池通柳馬場東
  • あべのハルカス近鉄本店:大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
  • IMAYO ISETAN SCOTTS店:シンガポール

PURE DIAMOND(ピュアダイヤモンド)

Pure Diamond(ピュアダイヤモンド)は、日本で初めてラボグロウンダイヤモンドの輸入から卸販売を行なった企業です。

天然ダイヤモンドの代用品としてではなく、ラボグロウンダイヤモンドを「新たなるダイヤモンド」として提供しています。

Pure Diamond(ピュアダイヤモンド)は、圧倒的な商品数を誇っており、ECサイトでもダイヤモンドのデザインや詳細まで見ることができるのでおすすめです。

ECサイトで販売されているラボグロウンダイヤモンドは、およそ82,000円〜1,753,000円と、価格に大きな開きがあります。

実店舗は下記の2店舗となりますので、気になる方は足を運んでみてください。

  • AP DIAMOND 六本木ヒルズ店:東京都港区六本木6-12-2
  • AFRICA DIAMONDS 東武池袋店:東京都豊島区西池袋1-1-25

ANZ KOBE

ANZ KOBEは、株式会社アンズ・コーポレーションが運営しているラボグロウンダイヤモンド専門店です。

完全予約制となっていますので、ご来店の際には、事前の予約が必要となります。

ANZ KOBEの特徴は、お客様一人ひとりの要望に合わせてジュエリーを加工してくれること。

店頭に商品が並んでいる店舗ではなく、お好みのデザイン・アクセサリーなどに仕上げてくれる宝石店です。

自分の希望に沿ったラボグロウンダイヤモンドを作ってもらえるのが嬉しいですね。

実店舗は以下の通りです。

  • ラボグロウンダイヤモンド専門店 ANZ KOBE元町本店:兵庫県神戸市中央区三宮町3-1-16

PRMAL(プライマル)

PRMAL(プライマル)は、2019年に設立されたばかりのジュエリー製造・販売店です。

ラボグロウンダイヤモンドのみを使用したジュエリーは、カラーやクラリティ(傷)、カットに至るまで最高品質のものにこだわりぬいています。

オンラインショップでの価格は、約25,000円〜520,000円と幅広く、売上の1%を森林保全の活動団体へと寄付するシステムを採用。

地球環境への配慮を徹底した商品を作るだけではなく、還元する姿勢も忘れません。

実店舗兼ショールームは、2023年6月にオープンしたばかり。

基本は予約制となっておりますので、事前予約をお忘れないようお願いします。

  • PRMAL GALLERY(プライマルギャラリー):東京都目黒区中目黒5-27-22

※基本は、月に6〜10回程度オープン。不定休のため事前の問い合わせ必須

\ ここでお知らせ /

資産運用をしたい方必見!

インフレ時代を乗り切る強い味方とも言える「アンティークコインでの資産運用」について、
アンティークコインの魅力や市場価値・過去10年間の価格推移などについて詳しく解説しております。

ダイヤモンド投資の始め方

ラボグロウンダイヤモンドのメリット・デメリットを知る前に、そもそもダイヤモンド投資とはどのようなものなのかを理解しておく必要があります。

ダイヤモンド投資とは、ダイヤモンドやその原石を購入すること、または関連のある企業に投資を行い価値の上昇を待つものです。

ダイヤモンドの価値はどのように決まるのか

ダイヤモンドの価値は、以下の4点で決められています。

  • Carat(カラット)
  • Color(カラー)
  • Cut(カット)
  • Clarity(クラリティ)

上記の4点は「4C」と呼ばれており、ダイヤモンドの価値を決める上で非常に重要になりますので、しっかりと意識しておきましょう。

カラットは重さ(重量)・カラーは色合い・カットは石本来の輝き(「excellent」「very good」「good」「fare」「poor」の5段階)・クラリティは透明度を表します。

ダイヤモンド投資で人気となる商品

ダイヤモンド投資を行う上で一般的なのは、商品として販売されている「ジュエリーダイヤモンド」を購入するのではなく「ルース(裸石)」を購入するのが基本。

ジュエリーの場合、店頭に並んでいるものを購入するまでに多くの人の手が掛かっていますので、必然的に高額になってしまいます。

その点、ルースを購入すれば、石本来の価値が正確に判断されることになるのです。

ダイヤモンド投資で人気となる商品1つ目は、加工が施されていないルース。

これは、ダイヤモンドの価値を査定する際に、デザインや加工にかかった費用などが除外されることが多いためです。(稀に高値が付く場合もあるため注意が必要)

投資目的としてダイヤモンドを購入する場合は、資産価値や希少価値の高い「1カラット以上のルース」を選ぶと良いでしょう。

ダイヤモンド投資で人気の商品2つ目は、ダイヤモンドに関連のある企業の株式を購入する方法です。

この場合、実際にダイヤモンド本体を購入するわけではなく、上昇しそうな企業の株を保有します。

メリットとしては、投資を行いながら配当金も受け取れることです。

ラボグロウンダイヤモンド投資のメリット

ここからは、ラボグロウンダイヤモンド投資のメリットについて紹介していきます。

ラボグロウンダイヤモンド投資のメリットは以下の3つです。

  • 天然ダイヤモンドと構造・硬度・特性は同一であるにもかかわらず、価格は安いので低予算でも始めやすい
  • ダイヤモンドは景気の影響を受けにくい
  • ラボグロウンダイヤモンド市場は拡大を続けている(注目度が高い)

さっそく確認していきましょう。

低予算でも始めやすい

ラボグロウンダイヤモンド投資を始めるときに、最初に重要なポイントになるのが「資金」です。

天然のダイヤモンドより、遥かにコストのかからないラボグロウンダイヤモンドは、投資においても低予算で始められます。

景気の影響を受けにくい

投資において、景気は切っても切り離せない存在です。

ご自身の資産を守るという点においては、景気の影響が少ないとされるダイヤモンド投資は非常に魅力的。

相場が安定していることから、短期投資には不向きですが、中期〜長期投資に向いているでしょう。

ラボグロウンダイヤモンド市場は拡大している

ラボグロウンダイヤモンド投資のメリットとして、市場の拡大は大きなポイントとなります。

市場が拡大しているということは、日本のみならず海外でも非常に注目度が高いということです。

まだラボグロウンダイヤモンドを取り入れていないブランドでも、今後参入してくる可能性は高く、さらなる市場拡大が予想できるでしょう。

ラボグロウンダイヤモンド投資のデメリット

続いては、ラボグロウンダイヤモンド投資のデメリットについて紹介していきます。

(企業の株式を購入する投資ではなく、あくまでもラボグロウンダイヤモンドを投資目的で購入する際のデメリットとなります。)

ラボグロウンダイヤモンド投資のデメリットは、以下の3つです。

  • 量産されると価値は低下する
  • ジュエリーとしての価値はあるが、資産価値として考えるのは難しい
  • ラボ(研究所・工房)で作られているので希少価値がない

それぞれ順番に見ていきましょう。

量産されると価値は低下する

ラボグロウンダイヤモンドに限ったことではありませんが、数が増えると、商品の価値は低下していきます。

今後、ラボグロウンダイヤモンドの生産は増えることが予想できますので、資産価値としては低下する可能性も十分に考えられるのです。

ジュエリーとしての価値だけになってしまう可能性も

ラボグロウンダイヤモンドは、天然のダイヤモンドと構造・硬度・特性が一緒で、宝石としての価値は非常に高くなっています。

人工的に作られていますのでクラリティ(透明度)においても、天然のダイヤモンドに引けを取りません。

しかし、ジュエリーとしての価値は十分であっても、投資に向いている商品ではないのが現実です。

資産価値の面で考えると、上昇するのは難しいと言えるでしょう。

ラボ(研究所・工房)で作られているので希少性がない

ラボグロウンダイヤモンドは、研究所や工房などで、数週間で作ることができるダイヤモンドです。

人工的に作ることができる合成ダイヤモンドだからこそ、低価格で購入することができます。

天然のダイヤモンドのような希少性に欠けるのは明らかですので、投資や資産形成にはおすすめしません。

まとめ|ラボグロウンダイヤモンドは投資としてではなくジュエリーとして楽しもう

ダイヤモンド市場で注目を集めているラボグロウンダイヤモンドとはどのようなものなのか?また、ラボグロウンダイヤモンド投資のメリットやデメリットについて調査してきました。

ラボグロウンダイヤモンドは、今後のダイアモンド市場の中心となっていく存在です。

地球環境に配慮されたサステナブルなラボグロウンダイヤモンドは、天然のダイヤモンドに比べて価格が安く、結婚指輪や婚約指輪としても人気のジュエリー。

しかし、投資や資産価値の観点から考えると、希少性の低さや量産性の点で天然ダイヤモンドより価値がないことがうかがえました。

ラボグロウンダイヤモンドは、ジュエリーとして楽しむことをおすすめします。

しかし、ラボグロウンダイヤモンドに関連する企業の株式を購入するのは良い判断かもしれません。

市場が拡大していることや、注目度が高いことなどからも、今後の成長が楽しみです。

当社では、投資、資産防衛を目的としたダイヤモンドの販売を行っております。

当社が提供するダイヤモンド投資に関するサービスの内容が知りたい方は、今なら無料で資料を配布しておりますので、公式LINEからお気軽にお問合せください。

記事のシェアお願いします!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次