本業以外にも、ほったらかしで増える収入があれば今後の生活やお金の悩みが減ると考える方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ほったらかしでお金を増やす方法を16個紹介します。普段からよく聞くものから、まだ国内ではそこまで知られていない投資方法も紹介しています。
読むだけでも勉強になること間違いなしの内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ほったらかしでお金を増やす方法16選
では早速、ほったらかしでお金を増やすことができる方法を一つずつ紹介します。
紹介する投資方法は、以下の16個です。
- 投資信託
- 株の自動売買
- FXの自動売買
- つみたてNISA
- 不動産クラウドファンディング
- ソーシャルレンディング
- ロボアドバイザー
- アンティークコイン投資
- ファクタリング事業投資
- 腕時計投資
- ワイン・ウイスキー投資
- ダイヤモンド投資
- コインパーキング投資
- クラシックカー投資
- 絵画投資
- 不動産投資
一般的な投資方法から、まだあまり馴染みのないものまで、網羅的にピックアップしています。ここで投資方法についての知見を広げておきましょう。
投資信託
投資信託とは、多くの投資家から集めた資金をひとつの大きな資金として、運用の専門家が株式や債券などに投資を行い、その成果を投資家に分配する金融商品のことを指します。
成果の分配は、投資家が投資した金額に応じて決定されます。
「何に投資するか」は、それぞれの投資信託ごとの専門家が決めます。そのため運用は投資のプロに任せられるのが魅力です。
また、投資対象は国内の株式や債券だけではありません。世界中の株式や債券などに投資ができるのも、大きな魅力といえるでしょう。個人で投資を行う場合、海外の商品に投資を行うことは簡単なことではないからです。
ただし、投資信託は「元本保証」のある商品ではありません。価格変動や為替変動などのリスクはあるので、元本割れする可能性もあることを考慮しておくようにしましょう。
株の自動売買
株の自動売買とはその名の通り、株の購入から売却までをシステムに代行してもらう方法のことです。
銘柄の選定と売買のタイミングは、予め自身で設定します。その後の取引は全て自動で完結するため、手間がかからないことがメリットです。
自動売買では株の購入や売却の際に、感情に左右されず建設的に取引できることも大きな魅力といえるでしょう。株の取引をしていると、一時の勢いやその場の感情任せで行い、失敗したことがある方もいるのではないでしょうか。
自動売買であれば、予め設定した一定の条件になれば自動的に取引をしてくれるので、そのような事態になることはありません。
FXの自動売買
FXの自動売買は株の自動売買と同様、自動でFX取引を行う方法のことです。システムがトレードするので、FXの自動売買は「システムトレード(シストレ)」とも呼ばれています。
なお、手動で取引することは「裁量取引」「裁量トレード」と呼ばれます。
そもそもFXとは、外国為替を取引して、通貨のレート差や金利差を利用して利益を上げる方法のこと。外国為替市場は24時間取引されており、「眠らないマーケット」といわれるほどです。
特に市場が活発になるのは、ニューヨーク市場が日中の時間帯です。つまり日本時間の深夜から早朝にかけて、値動きが大きくなる傾向にあります。
しかし深夜から早朝にかけて取引をするのは難しいため、自動売買を行うことで、寝ている間もチャンスを逃すことがなくなります。
それに加えて株の自動売買と同じように、「手間がかからない」「感情に左右されず取引ができる」といったメリットもあります。
つみたてNISA
つみたてNISAとは、少額で投資ができる非課税制度です。非課税投資枠は年間40万円で、投資期間は最長20年です。
少額で毎月コツコツ、長期的なスパンでの資産形成を目指す方におすすめの投資といえます。
通常の投資だと、利益のうち20%ほどが課税対象となります。その点つみたてNISAであれば、非課税で行えるため、節税対策としておすすめです。
つみたてNISAは「投資デビュー」としても人気の制度です。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングとは、事業者が不動産を購入・運用する際に出資者を募集して資金を集める方法のことです。
不動産投資といえば、「大きな資金が必要」というイメージを持つ方も多いことでしょう。しかし不動産クラウドファンディングは少額でも参入できるため、比較的ハードルが低いことが大きな魅力です。
不動産クラウドファンディングで利益が出た場合、出資者にはその利益を分配します。出資した不動産自体が担保となっている上、価格変動も少ないことが特徴です。そのため元本割れのリスクも軽減されます。
ただし事業者が倒産した場合は、出資した資金は戻ってきません。事業者が倒産するリスクも少なからずあるので、出資する事業者は慎重に選ぶ必要があります。
事業者の実績や事業規模、資金などの情報を事前にしっかりと確認するようにしましょう。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい企業と投資家をマッチングさせるサービスのことです。
投資家は出資した企業から利子をつけて返済してもらうことで、利益を得ることができます。ほったらかしで利益を得られるとして人気の方法です。
ソーシャルレンディングの利回りは平均で5%から7%と、非常に高いことがメリットです。
定期預金や投資信託よりも利回りが高いため、少額投資でもコツコツと資産を増やせる可能性があります。
ロボアドバイザー
AIの指示に従って投資を行うのが、ロボアドバイザーです。
金融商品や投資金額などの全ての投資方針をAIが決めてくれます。そのため投資経験や知識がなくても投資を行えるのが大きな魅力といえるでしょう。
ロボアドバイザーには「投資一任型」「アドバイス型」の2種類があります。全てお任せしたいという方には、投資一任型がおすすめです。ポートフォリオ作成から資産運用までを、全自動で行ってくれます。
一方アドバイス型では、最適なポートフォリオの提案をしてくれます。
ロボアドバイザーはスマホやタブレットのアプリから手軽に行えるので、初心者の方でもチャレンジしやすいのが特徴です。
アンティークコイン投資
アンティークコイン投資とは、将来的に値上がりすると見込めるコインを購入し、購入価格よりも高い価格で後に売買する投資方法のことです。
主に海外の富裕層で流行していた投資方法ですが、近年では国内の富裕層でも人気度が高まっています。
そもそもアンティークコインとは、コインの骨董品です。主に100年以上前の金貨や銀貨のことを指し、世界各地に約20万種類が存在するといわれています。
アンティークコインには、発行された年代や地域によっておおまかに以下の種類があります。
- 古代コイン:古代ローマや古代エジプト、古代ギリシャで発行・流通されたコイン
- モダンコイン:100年以内に発行されたコイン
- 地金型コイン:純金や純銀で作られたコイン
世界中にアンティークコインのコレクターが存在するので、需要のあるコインを入手することがポイントとなります。
また、アンティークコインは価格が安定して上昇する傾向にあります。そのため長期的な視点で購入することがおすすめです。
世界的な鑑定機関「PCGS」「NGC」が鑑定したコインであれば信頼性が高いため、必ず鑑定済みのものを購入するようにしましょう。
アンティークコイン投資の詳細については、以下の記事で解説しています。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
ファクタリング事業投資
ファクタリング事業投資とは、企業向けにファクタリング事業を行っている「ファクタリング企業」に投資を行うことを指します。
投資家として資産運用するだけでなく、ファクタリングに関係する企業のサポートを行うことができます。投資だけでなく、「企業のサポート」という社会的に役に立てることがファクタリング事業投資の特徴です。
そもそもファクタリングとは、企業が所持する売掛債権を早急に現金化できる金融サービスの一種のこと。資金繰りに苦しむ企業の資金調達の方法として利用されることが多くなっています。
ファクタリング事業投資は、国債や社債と比べると、利回りが良い点が大きなメリットです。
ただし、売掛先の企業が倒産すると損失になります。信用調査を徹底してチェックして、企業を選ぶことが重要です。
ファクタリング事業投資の詳細は、以下の記事で解説しています。興味のある方はぜひ確認してみてください。
腕時計投資
腕時計とは、希少価値が高く、値上がりが期待できる腕時計を購入して、購入価格よりも高値で売却する投資方法のことです。
最近ではスマホの普及により、腕時計を身に着ける人も減ってきています。しかし近年では、希少価値の高い腕時計を一種の実物資産として手にする人が増えています。
ロレックスをはじめとする高級腕時計の多くは、「資産価値を維持しやすい」特徴を持っています。単なる蒐集品としてのみならず、投資資産としての一面もあるとして腕時計投資の流行が始まっているのです。
腕時計投資には「資産価値が下がりにくい」「換金率が高い」「維持費が安め」というメリットがあります。長期保有を目的に、購入しておくことはおすすめです。
その反面、短期間で大きな利益を上げることは難しいのが現実。さらに盗難による紛失や、タイミングが悪かったり、選んだ腕時計の資産価値が低かったりすると、損失になる可能性もあります。
購入する腕時計をしっかりと精査することと、厳重に管理することが重要です。
腕時計投資の詳細については、以下の記事で紹介しています。気になる方はぜひチェックしてみてください。
ワイン・ウイスキー投資
ワイン投資・ウイスキー投資は、将来的に値上がりが見込めるものを購入し、後から購入価格よりも高値で売却する投資のことです。
ワインもウイスキーも、管理が簡単であることがメリットです。また万が一、投資対象でなくなったとしても、飲んで楽しめることも大きな魅力といえるでしょう。
株や債券とは異なり、価格変動の波が少ないのも魅力の一つ。むしろワインやウイスキーは現物資産であるため、インフレと相関して価格が高くなる傾向にあります。そのためワインやウイスキーはインフレに強い方法であるといえます。
ただしワイン・ウイスキー投資は、短期的な利益を狙うには不向きです。これらのお酒は長期熟成されるほど、価値が高まるからです。数十年単位という長期スパンで考えるのがおすすめの投資です。
ワイン・ウイスキー投資については以下の記事で紹介しているので、合わせて確認してみてください。
ダイヤモンド投資
ダイヤモンド投資とは、実物のダイヤモンドを購入して資産防衛をする方法のことです。
ダイヤモンドは結婚指輪やアクセサリーとして身に着けるイメージが強いですが、実は資産防衛できる投資商品としての可能性も大いに秘めています。
ダイヤモンドは過去に価格が暴落したケースがほとんどなく、緩やかに上昇し続けています。そのため、投資家からは有力な資産防衛であるとして、近年注目されているのです。
その上最近では、ダイヤモンドを産出する鉱山の閉山などが相次いでいるのが現状です。それによってダイヤモンドの希少価値は、今後ますます高まると考えられています。
産出したダイヤモンドの中でも、宝石として扱える量はごくわずか。そのため産出量が減るとなると、その価値の高さは歴然といえるでしょう。
ダイヤモンドは、色の濃さやカットの方法などによって、価格が決まります。
ダイヤモンド投資の詳しい内容については、以下の記事を参考にしてみてください。
コインパーキング投資
コインパーキング投資とは、所有する未使用の土地を有効活用できる投資方法です。
アパートやマンションの経営とは異なり、変形地や狭小地でも活用できるのが魅力。さらにコインパーキングは建物を建てる必要がないため、初期費用を抑えられるのも嬉しいポイントではないでしょうか。
コインパーキング経営は初期費用が比較的少なく済むほか、土地さえあれば始められるので、意外と手を出しやすい投資であるといえます。
ただし、立地によっては利益が出にくい場合もあります。コインパーキング経営は立地選びが何よりも重要であるため、念頭に置いておきましょう。
コインパーキング経営には主に、「自営方式」「一括借り上げ方式」の2パターンがあります。コインパーキング経営の詳細については、以下の記事で確認してみてください。
クラシックカー投資
クラシックカー投資は、現物のクラシックカーを購入して、購入価格よりも高値で売却する投資方法のことです。
これまでにご紹介した、アンティークコイン投資やダイヤモンド投資と同じようなイメージでとらえると分かりやすいでしょう。
FIVAの定義によると、クラシックカーとは「生産されてから25年以上経過した古い車」を指します。つまりおよそ1998年よりも前に生産された車は、クラシックカーと呼べることになります。
クラシックカー投資は、インフレの状況に強い投資です。年々モノの値段は上がる傾向にある上に、ビンテージ品や希少価値の高いものはさらに価格が上がる仕組みになっています。
収益性や成長率も高いといわれているため、クラシックカーはこれからの時代におすすめの投資方法です。
しかし初期費用や維持費にはある程度の金額が必要です。また、国内ではクラシックカーに関する情報がまだまだ少ないこともデメリットであるため、そのあたりも熟考した上で参入することをおすすめします。
クラシックカー投資に関する内容は、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ読んでみてください。
絵画投資
絵画投資はアンティークコイン投資などと同様、絵画を現物資産として購入し、購入価格よりも高値で売却する方法のことです。
世界的な名画を中心に、多数の作品が驚異的な額で取引されています。ここ数年では、日本でも少しずつ絵画投資の波がきています。
世界的な名画を購入するとなると、富裕層だけが行える投資のように思う方もいるかもしれません。しかし、現在投資対象となっている絵画はほとんどが「現代美術」と呼ばれます。
これらは第二次世界大戦後から今日までに制作された作品を指します。つまり、今はまだ注目されていなくても、今後価値が高まる作品に投資できるチャンスがあるということ。
購入の仕方によっては節税対策にもなるので、チェックしておきたい投資方法の一つです。
絵画投資については、以下の記事で詳しく紹介しています。興味のある方はぜひ読んでみてください。
不動産投資
不動産投資とは、不動産を購入してそれを他人に貸し出すことで家賃収入を得られる投資のことです。
最近では「老後資金のため」「生命保険の代わり」といった理由で、不動産投資を行う個人投資家が増えています。
株やFXは「ハイリスク・ハイリターン」な投資とされていますが、不動産投資は「ミドルリスク・ミドルリターン」といわれています。
その理由として、不動産投資では家賃収入が毎月安定して得られるものだからです。株やFXは価格変動も大きいため、それらと比べるとリスクは低いと考えられています。
また、不動産投資は節税効果が大きいとして人気の投資でもあります。
しかし不動産投資には、多額の資金が必要です。その上空室が多く出てしまっては、家賃収入が得られなくなるので、注意が必要です。
不動産投資の始め方や節税対策については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひチェックしてみてください。
ほったらかし投資のメリット2つ
ここまでご紹介したほったらかし投資には、次の2つのメリットがあります。
- 時間や手間がかからない
- 預貯金以上の利回りが期待できる
いずれもほったらかし投資ならではのメリットです。一つずつ確認していきましょう。
時間や手間がかからない
ほったらかし投資という呼び名の通り、時間や手間がかからないことは大きな魅力です。
その分本業や家事に時間を充てられるほか、労力を割かなくてもお金を生み出してくれるのは、効率的であるといえます。
預貯金以上の利回りが期待できる
預貯金以上の利回りが期待できることも、ほったらかし投資の嬉しいポイントです。
預貯金もほったらかし投資といえますが、低金利時代の現代においては、預貯金ではほとんどお金は増えません。
これまでにご紹介した方法は預貯金よりはハイリスクにはなりますが、その分高い利回りが期待できます。
ほったらかし投資で気を付けるべきポイント4つ
最後に、ほったらかし投資で注意したいポイントを4つ紹介します。
- 余剰資金を使って投資する
- 定期的に資産状況の確認をする
- 投資内容の詳細は自分で確認・把握する
- 長期的な視点で考える
いずれもかなり重要なポイントであるため、かならずチェックしてください。
余剰資金を使って投資する
ほったらかし投資を始める際には、必ず余剰資金を使うようにしましょう。
生活が苦しくなるほどの資金を投資に回してしまうと、急な出費に対応できなくなることや、QOLを下げることにつながります。
投資とは本来、プラスアルファでお金を増やすために行うもの。日常生活を圧迫するようでは本末転倒であるため、日常生活に全く支障が出ないくらいの金額を投資に使うことが大切です。
定期的に資産状況の確認をする
ほったらかしでOKとはいえ、完全に何もしないでいると思わぬ損失を生む可能性があります。
定期的にポートフォリオの見直しを行うなどして、常に資産状況を把握している状態にしておくことがベストです。
特に長期的に投資をする場合、価格変動によってポートフォリオのバランスが崩れることがあります。「価格が〇割上昇したら」「半年に一回」など自分なりの期間を決めて、資産状況の確認をすると良いでしょう。
投資内容の詳細は自分で確認・把握する
プロやAIが自動で行ってくれる投資であっても、投資の内容は必ず自分で確認しましょう。
知識がなくても始められるのが魅力とはいえ、大切な資金を使うのですから、自分で責任を持って判断する姿勢は重要です。
少しずつでも情報収集をして、自分でも知識を付ける心掛けは持つことをおすすめします。
長期的な視点で考える
ここでご紹介したほったらかし投資は、基本的に長期スパンで安定してお金を増やせる方法です。
そのため短期間で利益を生み出すことは難しいのが事実です。長い目で見て、じっくりと利益を生み出す方法の方が、リスクも小さくなります。コツコツと利益を出すことを考えて、長期的な視点で考えるようにしましょう。
\ ここでお知らせ /
資産運用をしたい方必見!
インフレ時代を乗り切る強い味方とも言える「アンティークコインでの資産運用」について、
アンティークコインの魅力や市場価値・過去10年間の価格推移などについて詳しく解説しております。
【まとめ】自分に合ったほったらかし投資で、お金を増やそう
今回は、ほったらかしでお金を増やす方法について詳しく解説しました。
ほったらかしでお金を増やす方法は、意外にもたくさんあることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
自身のスタイルに合ったものや、投資に回せる金額によって「どの投資を行うか」を選択することがおすすめです。
それぞれの投資方法については、当サイトでさらに詳しく解説しているものもあります。各銘柄や、投資におすすめの種類などを解説した記事も多数あるので、ぜひチェックしてみてください。
なお、当社ではお得な資産運用に関する詳細を、無料で配布する資料にてご紹介しています。資料は公式LINEの友達登録して頂いた方に配布していますので、ぜひお気軽に登録をお願いします。