「クラシックカーを展示している博物館はある?」「初心者におすすめのクラシックカーは?」
クラシックカーの魅力に気が付いた方の中には、このようなことを考えたことがあるのではないでしょうか。
本記事では「日本のおすすめクラシックカー博物館」や「初心者におすすめのクラシックカー」などについて解説します。
クラシックカーを購入するときの注意点についても解説するので、クラシックカーの購入を考えている方にとっても有益な内容です。
クラシックカーについて興味のある方は、ぜひ参考にしてください。
クラシックカーの魅力
クラシックカーとは、名前の通り、昔に作られ販売された車のことです。
最新の車の方が機能面でみても耐久面でみても、優れているのにも関わらず、クラシックカーを愛用している方がいるのはなぜなのでしょうか。
この理由は、クラシックカーに次のような魅力があるからです。
- 個性や価値がある
- 手間がかかる分愛着が湧く
- 車と一体化したような感覚になる
クラシックカーは個性的なデザインをしているものが多く、そこに価値を感じるという方が多いです。
それぞれの魅力について解説するので、ぜひ参考にしてください。
個性や価値がある
クラシックカーの魅力の1つは、最新の車ではあまり見かけることのない個性的なデザイン性にあります。
クラシックカーのデザインは、日産の「フィガロ」のようなおしゃれ可愛いデザインをしているものや、スバルの「インプレッサ カサブランカ」のような渋くてカッコいいデザインをしているものなど様々です。
クラシックカーの場合、シンプルに「カッコいいものをデザインする」という部分を重視していたため、個性的なデザインが多く存在しますが、最新の車だと、機能面や燃費などを重視していることもあり、クラシックカーのようなデザインのものはほとんどありません。
そのため、デザインそのものに惹かれている方もいますが、人とかぶらないという特別感に魅力を感じている方も多いのです。
また、クラシックカーは再生産できないということもあり、特定のクラシックカーには付加価値がつき、価値が上がっているものもあります。
製造したメーカーが再生産を行っていないので「幻のクラシックカー」や「世界に数台しかない」というような付加価値が付くのです。
クラシックカーのオーナーの方の中には、この「再生産ができない」というところに価値を感じている方が非常に多くいます。
再生産ができないという希少性による付加価値が、クラシックカーの魅力をさらに引き立ててくれているのです。
付加価値が付いたクラシックカーは、投資に利用することもできます。クラシックカー投資について興味がある方は、こちらの記事を参考にしてください。
手間がかかる分愛着が湧く
「クラシックカーはすぐに壊れる」「クラシックカーはメンテナンスが大変」というようなことを聞いたことがある方も多いでしょう。
実際、クラシックカーは運転中にバッテリーメーターや水温計の管理をする必要があり、常に気を使わなければなりません。
先ほども解説したように、クラシックカーは「カッコいいものをデザインする」というところに重きを置いているため、最新の車と比べると性能はかなり劣ります。
そのため、最新の車よりもかなり手間がかかってしまうのです。
これだけ聞くと、クラシックカーに魅力を感じないという方も多いでしょう。しかし、クラシックカーのオーナーの方々は、そんな手間がかかるというところに魅力を感じているのです。
最新の車に慣れている方の中には、バッテリーメーターなどの関係で車体に気を使わなければいけないことを負担と捉える方も多くいます。
クラシックカーのオーナーは、このような手間を「車との対話」として楽しんでいるのです。
万が一、車が壊れてしまったりしてメンテナンスをする必要があっても、その手間さえも楽しむことができ、むしろ愛着が湧いてくるという方が多くいます。
車と一体化したような感覚になる
クラシックカーは、最新の車と違ってドライバーの運転技術によって性能を引き出すことができるかどうかが変わります。
ドライバー次第で車の性能が変わるので、車と一体化したような感覚を味わうことができるのです。
例えば、最新の車は「インジェクション方式」という電子制御によって燃料を供給する方法を取っています。
それに対してクラシックカーの多くは「キャブレター式」という電子制御ではなく、機械式のアナログな方法で燃料を供給しているのです。
キャブレター式を採用しているクラシックカーは、比較的構造が簡単なので、メンテナンスを行いやすいというメリットがありますが、天候によって安定しないことがあるというデメリットもあります。
長い間車に乗っておらず、久しぶりに車を動かそうとしたときや寒い日には、なかなかエンジンがかからないため、エンジンをかけるのにもコツがいるのです。
そのため、エンジンをかけるときなどのコツをつかんだオーナーの方々は、自分の思い通りに操ることができ、車と一体化したような感覚を味わうことができるのでしょう。
クラシックカー博物館とは
クラシックカーは、主に販売されてから数十年が経過した車のことを総称したもののことです。
個性的なデザインをしているものや、付加価値がついて高値となっているものなど様々なクラシックカーがあります。
メンテナンスなどの負担がかかり、手間がかかるクラシックカーですが、多くのオーナーの方々は、その手間さえも車との対話としてとらえており、むしろ愛着が湧くという方もいるようです。
そんなクラシックカーですが、国内外問わず、クラシックカー専門の博物館が存在します。
クラシックカー博物館には、アルファロメオやメルセデスなどを始めとした、世界中のクラシックカーが展示されているのが特徴です。
国内にも多くのクラシックカー博物館がありますが、そこでしかみられない貴重なクラシックカーを展示している博物館もあります。
そのため、車好きの方々もわざわざ遠方からきて、展示されているクラシックカーを楽しむということも珍しくありません。
入場年齢に制限は無いところがほとんどのため、大人から子供まで楽しむことができますが、入館料をとられるところもあるので注意しましょう。
また、営業時間も遅くまでやっている所は少ないので、できるだけ早めにいって楽しむことをおすすめします。
日本のおすすめクラシックカー博物館5選
ここでは、日本にあるおすすめのクラシックカー博物館を全部で5つ紹介します。今回紹介するクラシックカー博物館は、次の通りです。
- 那須クラシックカー博物館
- 日本自動車博物館
- トヨタ博物館
- ジーライオンミュージアム
- 四国自動車博物館
日本には、ここで紹介するもの以外にも、多くのクラシックカー博物館がありますが、5つ厳選して紹介します。
大手自動車メーカーであるトヨタ自動車創立50周年を記念して作られた大型の博物館「トヨタ博物館」についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
那須クラシックカー博物館
那須クラシックカー博物館は、観光で有名な栃木県那須市にあるクラシックカー博物館です。
館内は、飛行機の格納庫を彷彿とさせるようなドーム状のデザインとなっており、一見博物館には見えないような博物館となっています。
展示されているクラシックカーは、次の通りです。
- MG-EX120
- De dionbouton
- Kougar
- JAGUAR XK120
MG-EX120の生産国はイギリスで、ジョージ・イーストンが750ccクラスのエンジンで、時速160kmの壁を公式に破ることを目的として作られた車です。
De dionboutonの生産国はフランスで、蒸気機関からガソリンエンジンへと移行した最も初期の車の1つとなっています。
フロアから出ているレバーで全ての操作を行うのが特徴です。
Kougarの生産国はイギリスで、レーシングカーに似たようなデザインをしており、日本に数台しかないといわれています。
JAGUAR XK120の生産国はイギリスで、ハイパワーエンジンを搭載していながらも、静かで乗り心地が良いということから、当時のスポーツカーの概念を覆した車です。
那須クラシックカー博物館では、グッズ販売やロンドンタクシーでの記念撮影も行っているので、車好きの方にはたまらない観光スポットとなっています。
日本自動車博物館
日本自動車博物館は、石川県小松市にある日本最大級のクラシックカー博物館です。12,000平方メートルという広大な土地に常時約500台ものクラシックカーを展示しているのが特徴となっています。
日本初の自動車博物館といわれており、20世紀に日本国内で活躍したとされているクラシックカーを中心に集め、当時の状態で展示しているのも特徴です。
自動車産業黎明期のものから戦後のもの、メーカーやジャンルなどの様々な分類でクラシックカーが展示されている博物館となっています。
展示されているクラシックカーは、次の通りです。
- トヨペットSA型(1948年)
- トヨタ2000GT(1969年)
- ジオットキャスピタ(1989年)
- ド・ディオンブートン(1899年)
- べルリエVG22型(1922年)
今では考えられないような奇抜とも思えるデザインをしたクラシックカーや、今でも人気が出そうな可愛らしいデザインをしているクラシックカーなど、様々です。
これらのクラシックカーは、柵なしで写真撮影を行うことができるので、車好きにとっては非常に魅力的だといえるでしょう。
1階のミュージアムショップでは、クラシックカー型のマグカップや灰皿、マウスなども購入できるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
トヨタ博物館
トヨタ博物館は、愛知県長久手市にあるクラシックカー博物館です。トヨタ自動車が創立50周年を迎えた記念事業の1つとして、1989年に設立されました。
トヨタ博物館では、19世紀末のガソリン自動車が誕生したときから現代までの歴史を感じることができる、日米欧の代表的なクラシックカーを約140台展示しています。
ほとんど全てのクラシックカーを走行可能な状態で保存する「動能保存」を行っているのが特徴です。
1階はシンボルゾーンと呼ばれており、トヨタ初の生産型乗用車である「トヨタAA型乗用車」のレプリカと、挙母工場のレリーフが展示されています。
2階では、ドイツで作られた世界初の実用的なガソリン自動車「ベンツ パテント モト―ルヴァ―ゲン」のレプリカなどを始めとする、1950年代までの世界の自動車技術の歴史を8つに分類して展示。
3階では、1950年代から現代までの世界の自動車の進化の過程や、その課題に対する取り組みを5つに分類して展示しています。
館内はスタッフが、自動車の歴史・見どころなどを解説してくれる無料のガイドツアーも行ってくれるので、ぜひ利用してみてください。
多言語に対応しているため、日本語が分からない方でも利用することができます。
ジーライオンミュージアム
ジーライオンミュージアムは、大阪府大阪市にあるクラシックカー博物館です。100年近い歴史をもち、近代化遺産として高い価値を誇る築港赤レンガ倉庫を活かした博物館となっています。
築港赤レンガ倉庫をクラシックカー博物館にすることで、日本にいながらロンドンやニューヨークに来たような感覚を味わうことができるようになっているのです。
フレンチレストラン「LA VIE 1923」やアカレンガステーキハウスなども併設しており、世界で唯一無二の「大人のミュージアム」を作り上げました。
ジーライオンミュージアムは、世界中から集めた希少なクラシックカーを展示しているだけでなく、車両販売も行っているのが特徴です。
購入することができる車両のうち代表的なものは、次の通りです。
- 1996 Ferrari F355 Berlinetta
- 1999 Mercedes-Benz G320 Cabriolet
- 2023 Mercedes-Benz C200 4matic Avantgarde
1996 Ferrari F355 Berlinettaのようなクラシックカーだけでなく、2023 Mercedes-Benz C200 4matic Avantgardeのような最新の車も購入することができます。
ジーライオンミュージアムでは車両販売だけでなく、買取査定も行っているので、気になっている方は利用してみてはいかがでしょうか。
四国自動車博物館
四国自動車博物館は、高知県香南市にある、四国で唯一のクラシックカー博物館です。
1996年に1度閉鎖したものの2001年に再オープンし、2車輪30台、4車輪30台を常設展示しています。
展示している車は、1960~1980年代までのレーシングカーやクラシックカーが中心で、国内外問わず、ヒストリカルな車を展示しているのが特徴です。
日本の自動車メーカーで展示されている代表的なクラシックカーは、次の通りです。
- トヨタ2000GT₋前期モデル
- トヨタ2000GT₋後期モデル
- トヨタ パブリカ700デラックス
- ホンダS800
- スバル360
自動車史に残るような希少な車を幅広く展示しており、映画「バックトゥザフューチャー」に出てきた「デロリアン(DMC-12)」も展示しているので、ファンにとってはたまらない経験となるでしょう。
四国自動車博物館で展示している車の中には動能保存をしているものもあるので、定期的に短期メンテを行う必要があります。
そのため、運が悪いと目当てのクラシックカーがメンテナンス中で見られないということもあるかもしれません。
このようなことをさけるためにも、公式サイトからメンテナンスの情報をチェックするようにしましょう。
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クラシックカーを購入するときの注意点
クラシックカー博物館の中には、ジーライオンミュージアムのようにクラシックカーの展示だけでなく、販売も行っている所があります。
このようにクラシックカーは、通常の車と同じように購入することができるものですが、いくつか注意しなければなりません。
クラシックカーを購入するときの注意点は、次の通りです。
- 保険料や税金が高額になる
- 部品の確保などにかかる維持費
- 信頼できるお店を見つける必要がある
クラシックカーを購入すると、走行中に故障してしまい、どこかの部品を買い替える必要があります。
クラシックカーの場合、このような故障はよくあるので、頻繁に部品を購入することとなり、出費がかさんでしまうでしょう。
また、クラシックカーのメンテナンスをしっかりと行ってくれるような、信頼できるお店を見つける必要もあります。
他にも、保険料が高額になってしまうなどの問題も無視することはできません。
それぞれの注意点について解説するので、クラシックカーの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
保険料や税金が高額になる
クラシックカーを購入するときに、まず考えなければならないのが「保険料が高額になる」ということについてです。
クラシックカーの場合、保険料が高額になってしまうことが多いということもありますが、そもそも車両保険をつけられないという保険会社も存在します。
クラシックカーに車両保険を付けることができたとしても、年間の走行距離が制限されたりしてしまい、加入すること自体が難しい場合も多いです。
ただし、対人や対物、搭乗者の傷害に対する保険料は最新の車と比べても大差ありません。
また、クラシックカーを購入するときは、自動車税についても考えておく必要があります。
自動車税は、初度登録から13年目になると15%割り増しになってしまうのです。さらに、自動車重量税というものは、13年目になると39%もの割り増し、18年目では54%もの割り増しをされてしまいます。
これら税金や保険料は、定期的にかかるものなので、長期的にみると大きな出費になってしまうでしょう。
クラシックカーを購入するときは、本体の価格だけに捉われず、保険料や税金などのことも考えるようにしてください。
部品の確保などにかかる維持費
クラシックカーを購入するときは、部品の確保などにかかるであろう維持費についても考えなくてはなりません。
クラシックカーは、どれだけしっかりとメンテナンスを行っていても、壊れやすいものです。
壊れてしまったものを直すためには、当然、修理費が必要になります。クラシックカーの場合、この修理費が高額になってしまうことが多いのです。
クラシックカーに使用されている部品は、今ではもう生産・製造されていないものが多く、入手すること自体が難しい場合があるというのが理由の1つとしてあります。
入手することができないパーツに関しては、諦めるか、1から作るしか方法はありません。
そのため、修理にかかる費用がどうしても高額になってしまうのです。車検に通す時も、最近製造された車よりも整備費が高額になってしまうということも覚えておきましょう。
信頼できるお店を見つける必要がある
先ほど、クラシックカーの部品は入手すること自体が難しいことが多いということを解説しました。
実はその後にも問題があり、パーツを入手することができたとしても、しっかりと修理を行ってくれるかどうかわからないのです。
ディーラーの場合、オイル交換ぐらいであれば行ってくれるところもありますが、整備を行ってくれるところはあまりありません。
実際に有名な専門店で整備をしてもらったが、いい加減だったという声もあるため、専門店でさえもしっかりとした整備を行ってくれるかどうか分からないというのが事実です。
意外にも、年配の方が営んでいる街の整備工場の場合は、いろいろな整備を行ってくれるということもありますが、高齢化に伴い、数が激減しています。
クラシックカーの整備を任せる場合は、しっかりと評判などをチェックしてから、車を引き渡すようにしましょう。
初心者におすすめのクラシックカー5選
ここでは、初めてのクラシックカー購入を考えている方に向けて、初心者におすすめのクラシックカーを5つ紹介します。
ここで紹介するクラシックカーは、次の通りです。
- ポルシェ356
- ポルシェ911ナロー
- トライアンフTR3
- MGA
- フォルクスワーゲンタイプ1
上記のような頑丈で壊れにくいものや、故障が少ないもの、部品の供給がしっかりと行われているため、整備にかかる費用が比較的安く済むものなどを中心に紹介します。
初めてクラシックカーを購入するという方にとっては、非常に有益な情報となっているので、ぜひ参考にしてください。
ポルシェ356
ポルシェ356は、ポルシェ社から初めて量産された市販車です。
ポルシェ356はシリーズ化されて長年販売されており、356PreA~356Cまでマイナーチェンジを繰り返しているベストセラーとなっています。
構造自体は非常にシンプルなものとなっており、部品の調達も比較的容易であることから、初めてのクラシックカー購入にはおすすめです。
近年、盛んにおこなわれているクラシックカーラリーに参加できることや、頑丈で壊れにくいという点から、人気が高いクラシックカーとなっています。
また、チューニングをしてサーキット走行を楽しむことができたりと、人によって様々な使われ方をするモデルでもあります。
クラシックカーを購入したことがない方で、長く愛用したいという方や、いろいろな楽しみ方をしたいという方には非常におすすめです。
初めてのクラシックカーとして、問題ない性能を発揮してくれること間違いないでしょう。
ポルシェ911ナロー
ポルシェ911ナローも、ポルシェ356と同じようにポルシェ社から、現代も続くシリーズです。
ポルシェ911ナローは、通称「ナローシリーズ」とも呼ばれており、1968~1973年までを中心に356シリーズに代わるポルシェ社のフラッグシップモデルとして誕生しました。
2.0~2.4リッターのエンジンを搭載しているため、356シリーズよりもパワフルで豪快な走りを楽しむことができます。
シンプルな構造をしていることや、空冷方式のエンジンを採用しているということもあり、故障が少なく、オーバーヒートの心配もいらないのが特徴です。
また、リアエンジンによるリア偏重の重量配分となっているため、ハンドリングが非常に軽いという特徴もあります。
ここでは、初心者におすすめのクラシックカーとして紹介していますが、その完成度の高さから、ベテランの方でも愛用している方が多くいるモデルです。
トライアンフTR3
トライアンフのTRシリーズは、非常な軽量なオープンロードスターボディを採用しているということや2.0リッターのエンジンを搭載しているということもあり、ブリティッシュライトウェイトスポーツカーとして、北米で高い人気を誇っていたシリーズです。
部品の供給がしっかりしているので、整備費が比較的安く済むということで、初心者にもオススメのモデルとなっています。
特にTR3は、クラシックカーコレクターが多くいるといわれている北米で多く販売されたので、パーツの供給体制がかなり整っているのが特徴です。
クラシックカーイベントにも参加することができるので、クラシックオープンカーでイベントに参加したいという方には、非常におすすめとなっています。
オープンカー自体が珍しいということもあり、優雅な気分を味わうことができるのではないでしょうか。
MGA
MGAは、イギリスで製造・販売されたクラシックカーで、レトロな可愛らしいデザインが特徴のオープンカーです。
販売台数が多かったということもあり、クラシックカーイベントの常連で、愛好家が多いという特徴があります。
部品の入手は難しくないので、整備などにかかる維持費の心配も、そこまでする必要はないでしょう。
クラシックカーの購入を考えている方は、MGAを入手して、オープンカーで海沿いをドライブするのはいかがでしょうか。
レトロなデザインが、優雅な気分をさらに引き立ててくれるはずです。
フォルクスワーゲンタイプ1
フォルクスワーゲンタイプ1は、世界で1番製造されたというギネス記録を持つクラシックカーです。
その製造数は約2153万台。製造数がかなり多いので、現代でも中古車が多く販売されているモデルです。
製造数が多いということは、部品も多くあるということなので、部品に困ったり、整備費が高額になってしまうことも少なくて済むでしょう。
壊れてしまう箇所がある程度決まっており、必要な部品は定番パーツとして取り扱われているのも特徴です。
整備費などをできるだけ抑えたいという方は、フォルクスワーゲンタイプ1を購入してみてはいかがでしょうか。
まとめ│興味のあるクラシックカーは博物館で試乗してみよう
本記事では「日本のおすすめクラシックカー博物館」や「初心者におすすめのクラシックカー」などについて解説しました。
行ってみたいと思うクラシックカー博物館や、購入し見たいと思うクラシックカーを見つけることはできたでしょうか。
気になったり興味のあるクラシックカーは、博物館で試乗できる場合があります。全ての博物館でできるとは限りませんが、スタッフの方に聞いてみるといいでしょう。
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